NIR IDENTITY & BOOK（ニア アイデンティティ アンドブック）のショルダーバックは、商品名の通り、「読むしかできないブックショルダー」。本好きのためだけに考え尽くした、本を持ってお出かけするためだけのミニマルなショルダーバッグです。

このバッグを手掛けたNIR IDENTITY & BOOKのチームは、メンバー全員が本好きなんだそう。だからこそわかる困りごとを解決する設計を意識して完成させたのが、最低限の機能しか持たないこちらのバッグなんです。

読書家にとって、便利な電子書籍ではなく、紙の本を読むという行為はあえての行為。だからこそ、本をめくる時間や紙とインクのにおいなどを感じながら物語を読むことに集中できる仕様が詰まっているんです。

縦18cm、横12cmのショルダー型ですが、コの字のファスナーを開くとこの通り、左右にポケットがあり、文庫本を挟むことができます。本屋で本を買った時につけてもらうようなカバーと同じような仕様です。

しおりも付いていて、読んだところにさっと挟めるようになっています。本の上下左右がファスナーで守られているので、汚れたり折れたり擦れたりしにくいのも特徴です。バッグの中に本を入れて持ち歩くと、どんなにカバーを付けていても、角が折れたり、擦れてしまったりするのを経験しているからこそ生まれた仕様です。

ショルダー型にしたのは、電車の中など、どんな場所でもすぐに本が開けるようにと考えた結果です。ここ最近は、パソコンを持ち歩く方も多く、外出の際はリュックを使用している方も増えています。ちょっとした移動時間などで本を読みたいと思っても、リュックを下ろして本を出して読むという行為は少し面倒。リュックとは別のショルダーにすることで、ファスナーを開けるだけで本を読める環境を作っているんです。

空いている時間に本を読む事も含めると、一日に何度も開け閉めをするので、素材にもこだわっています。使用しているのは、環境配慮型合皮です。肌触りの良いもっちりとした厚みを持つマットな合皮素材は、汚れた時のお手入れが簡単なのがいいところ。汚れが気になる場合は、硬めに絞った布で優しく叩き拭くだけです。

休日には、これ一つでお出かけできるよう、必要最低限の機能もあります。

ショルダーとしてかけた時に、表側にくる部分にはファスナー付きのポケットがあります。こちらのポケットには、最大で外寸縦15cm、横7.5cm、厚さ0.8cmのスマートフォンが入ります。

斜め掛けしたときに、内側にくる側面にもポケットがあります。こちらには二つ折りのお札や小銭、家の鍵などが入ります。

ストラップ部分が改良されて、取り外しができるようになりました。ブックカバー兼お財布として、首から下げなくてもお使いいただけます。

本好きが集まって考えられたこちらのバッグは、同じ敷地内に生産工場、裁断工場、検品所を備え、数十年に渡り高品質の鞄を作り続けている国内工場で職人がひとつずつ生産しています。このショルダーバッグがあるから、わざわざ外出をして本を読む。NIR IDENTITY & BOOKのチームは、バッグではなく、そんな行動をデザインしているのかもしれません。

ブックショルダーは、縦 24cm × 横 17cmの四六判もあります。単行本はサイズなどが異なるため、本によっては入らない、入りにくい、浮いてしまうなどの可能性がございます。サイズを参考に、入れたい本が入るかご確認の上お選びください。

■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。