新しい季節のはじまりを、心ときめく一枚と迎えたい。
刺繍が添えられたサテンコットンの品々は、そんな思いを叶えてくれるシリーズ。

まとうと気分が高まる、美しいワンピースが届きました。

ネックライン沿いに寄せたギャザーは、顔まわりを華やかにふちどるデザイン。

そして胸元にはいった大きなタックが、そのまま流れるように生地のドレープへと溶け込み、おだやかに広がるシルエットを作り出しています。

袖にもこだわりの仕様を。
幅の広いカフス仕立てに、ループボタンを添えました。

手元の仕草に自信ももてる、心ときめくディテールです。

後ろだって忘れてはおりません。
シャーリングを入れて、きれいな表情がやわらかく光る後ろ姿に。

胸元のパッチには、何やら可愛い草花が。

実はマサラチャイを作るときに使う3種類のスパイス～アニス、クローブ、カルダモン～がモチーフになっているんです。

友人とのお茶の約束にも、着ていきたくなりますね。

「実はこの刺繍ね、・・・」
そんな午後のなにげない会話にも、花を添えられましたら幸いです。

グレイのワントーンスタイル。

ワントーンにしてしまうと普段は地味になりがちなグレイですが、
サテンコットンの光沢があれば、大人の華やかさをたのしむスタイルに。

ゆったりなワンピースなので、細身のパンツとも相性が良いんです。

レギンスのような感覚で、パンツをちらりと見せて。
軽やかな印象に仕上がります。

細やかなチドリ模様のアイテムとの相性も良いサテンシリーズ。
ワンピースの足元でさりげなく柄物を楽しむのも良いですね。

小柄さんは一枚でも着こなして。
タイツやレギンスを合わせたワンピーススタイルがおすすめです。

sisamの服の刺繍を20年担当してくれているサビナさん。
今では刺繍村のグループリーダーの一人です。
特にお花の刺繍をするのが好きだと話してくれました。

夫の仕事が不安定で職につけないことが多く、さらに骨の病気を患ってしまった彼女は、今までさまざまな問題に直面してきました。
しかしKalatmakを通してsisamからの注文を継続的に受けることで、彼女だけでなく、家族をも支えられるようになったそうです。

彼女は以前こんなメッセージを私たちに送ってくれました。

「刺繍のグループにもっとたくさんの女性に入ってもらえるようにして、みんなが自立できるように手助けしたいです。
日本の女性たちが、自分が刺繍を施した服を着ているコラムを見せてもらってとても嬉しかったです。
すごく自信がついて、豊かな気持ちになりました。」

一枚の服で、作る人にも着る人にも、優しい追い風が吹く。
私たちが目指すものづくりの原点が、彼女の言葉のなかにありました。

表面に少し光沢があるサテン織の生地。
薄手で柔らかい生地なので、素肌に着ることの多い晩夏にも重宝します。

生地の表面に凹凸が少ないので、刺繍が際立ちます。
インドから届いた素敵な手刺繍を、サテンコットン生地とともにお楽しみください。

カラティマクは、地域で育まれてきた伝統刺繍輸出を通して、女性たちとその家族の自立支援と、地域の伝統文化の発展を目指すフェアトレードNGOです。
400年の歴史をもつ「チカン刺繍」と呼ばれる美しい刺繍をほどこすのは、ラクノー郊外にあるスラム地域や村々の女性たち。
厳しい自然条件の中、涼しい木陰や家の中で、家族やときにヤギに見守られながら、一刺し一刺し刺繍をしてくれています。

sisamでは9号サイズ、身長158cmの標準体型を基準にして製品作りをしています。

PCモニターや携帯電話の機種・設定によって、商品の色合いや素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。

sisamの取り扱い品のほとんどは、作り手の家や小さな工房内で手仕事により作られています。

多少のゆがみやきず、不均一さといったものは、天然素材や作り手によって生まれた個性と考えています。
手仕事品の証として、お楽しみいただけましたら幸いです。

ですがフェアトレードの現場において、どこまでを手仕事や天然素材の味として許容できるのかという問いは、常に問題意識として持っています。
ものづくりの技術や設備は年々向上していますが、まだまだ未熟で発展途上にあることも実情です。

ご購入後、商品について気になることがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。