ヤマチクの作る、太めのお箸。太めといっても結構太い...もしかすると、見たことが無いくらい太いかもしれない。けれど何かかわいい。太すぎてかわいい。でも、こんなに太いお箸を使えるのだろうか。いろいろ考えましたが、結果満足でした。

普通のお箸の倍くらいの太さがあるように見えますが、持ってみると持ち手の窪みが指にフィットして、意外にも持ちやすい。見た目よりも軽いので取り回しやすい仕上がりになっています。

太くて軽いお箸は握力が弱まってきたご高齢の方や、手に障害があってお箸が扱いにくい方でもしっかりと持てるように考えられています。また、独特な色合いには、箸を無くさないように、高齢の方でも見つけやすいようにという意味が込められています。

長さは22cmと24cmの2種類。個性的なお箸ですが、よく見ているとかわいく見えてくる不思議なお箸です。

「ずっとおはし」をデザインしたのは、ヤマチクに務めるスタッフさん。
きっかけは、自身の祖母が歳を重ねるにつれ握力が弱まり、今までのお箸を使うのが難しくなってきたことからだそうです。握力が弱まってもしっかり持ちやすいようにと、太いお箸に。持ち手部分は指がフィットするように、手作業ででこぼこに削り出し。食事中でも手が疲れにくいように軽い素材にして、軽い力でお料理をつまめるように仕上げられています。

ハンディキャップがある人でもずっと食事を楽しめるように、長くお箸を使えるように。優しい思いやりから「ずっとおはし」が生まれました。

食卓ではあまり使われない独特な青色ですが、誰のお箸かすぐにわかります。

ずっとおはしの色合いは、箸立ての中にあっても見つけやすく、はっきりした色に塗られています。22cmは拭きうるし・赤・黄、24cmは拭きうるし・青・白の3色があります。漆で仕上げられているので、耐久性があり、長くお使いいただけます。

1963年創業、熊本県南関町にて箸工場を構えるヤマチク。国産の天然竹を人の手で刈り取り、加工し、竹の箸だけを手掛ける数少ないメーカーです。
安定した竹箸づくりのために、品質の良い竹材に適正な報酬を出すことで竹に携わる仕事をする人達の暮らしを支え、消費者に適切な価格で提供する。今後も良い竹が手に入れられる環境づくりをしながら、まっすぐな循環を考えています。
「うそがなく、むりがなく、孫の代まで持続可能なものづくり」を目指しています。

心のこもった品物をしっかりと包み、贈り物をそっと引き立てるラッピング。
贈られた方にも喜んでいただけるよう、心を込めてお包みいたします。

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