昔ながらの木で作られたNOKOの被せ蓋の弁当箱は、四角でも小判型でもない、優しいカーブが特徴の可愛らしいカタチ。木曽地方に馴染み深い樹木「木曽ヒノキ」を使い、伝統的な「挽き曲げ」という技術を用いて作られています。
かつて、木曽漆器のふるさと長野県木曽平沢で「挽き曲げ」の技法を用いて作られていた、漆塗りの四脚のお膳「宗和膳(そうわぜん)」。今の生活様式から遠のいてしまった宗和膳ですが、先人たちが培ってきた技術を少しでも未来につなげていきたいという職人の想いから誕生した、現代に馴染む新しいカタチのお弁当箱がNOKOのカブセル弁当箱です。
木曽漆器の技術と、宗和膳から受け継いだ美しいカーブが特徴のカブセル弁当箱。
底が丸くなっているのでご飯がすくいやすく、上から見て四角い形はおかずがとても詰めやすくなっており、お弁当を作る人も食べる人も嬉しいお弁当箱です。
拭き漆仕上げで、うっすらと見えるヒノキの美しい木目を堪能できます。しっかりと厚みがあるのに思いのほか軽くて扱いやすく、さらさらと心地よい感触から木のぬくもりが伝わります。
内側も漆で仕上げてあります。
適度な吸湿作用があるため、ご飯がべとつかず、お弁当を食べたときにかすかに感じる木の香も楽しむことができ、檜材と漆の持つ天然の抗菌作用がごはんやおかずを新鮮に保ってくれます。
普段のお手入れも簡単です。
揚げ物やソース、漬物など色素のある具材を入れても、シミや色移りの心配がありません。
使用後は、他の食器と同じように、水洗いあるいは中性洗剤を使ってスポンジ等で汚れを取り、なるべく早めに水分を拭き取るだけ。ぬるま湯で流しながらやわらかいスポンジでこするだけでも簡単に汚れを落とすことができます。※木製品のため食器洗浄機や乾燥機、電子レンジの使用はお控えください。
サイズと色は共に三種類。
自然の木目が楽しめる水白塗、どなたでも使いやすい生漆塗、シックでかっこいい黒漆塗の3色。
女性の方やお子様におすすめの約400ml(小)、女性男性問わず使える約500ml(中)、大き目サイズの約600ml(大)の3種類です。
NOKOの製品は木や山や自然を愛する職人の手で、一つひとつ丁寧に作られています。
カブセル弁当箱の製造は木曽地方に産する「ヒノキ材」の丸太材を仕入れるところから始まり、均樹齢が80~100年の直径40センチほどの丸太材を地元の製材所で板に加工し、半年ほどかけて乾燥させます。
その板を熟練した職人が伝統的な木工手法である「挽き曲げ」を使ってお弁当箱に加工。その後、経験豊富な塗師によって漆塗が施され完成します。
NOKO製品はほぼすべて長野県産である地域材を使い、そこで生計を立てる木曽漆器の木工・塗職人などの職人たちによって作り上げられています。
澄んだ空気と清らかな水が流れる長野県塩尻市木曽平沢。豊富な木材資源を背景に、漆塗りのめんぱやお膳、座卓などの工芸が盛んな地です。
かつて、「挽き曲げ」という技術を用いて作られていた、独特の美しいカーブが特長のお膳「宗和膳」。生活様式の変化に伴い、お膳を使う習慣はなくなり、その作り手も高齢のため、引退してしまいました。 300年の伝統がある木曽漆器、先人たちが培ってきた様々な技術を少しでも未来につなげていきたい、そんな想いから「NOKO」は誕生しました。
心のこもった品物をしっかりと包み、贈り物をそっと引き立てるラッピング。
贈られた方にも喜んでいただけるよう、心を込めてお包みいたします。
※複数商品ある場合は、どのアイテムをどのラッピングで包むか備考欄にご記入ください。
※箱の形状、色などは変更となる場合があります。
※画像の色はブラウザや設定により、実物とは異なる場合があります。予めご了承下さい。
水白塗(中)