白木屋伝兵衛の箒に使われている草はホウキモロコシという自然素材。
しっかりとしたコシと適度な柔らかさを持ち、力を入れずとも掃き出しやすいのが特徴です。
穂先を浮かすように掃けば、まるでバネが効いているような感覚で、ふわふわの埃や髪の毛などの小さなゴミもしっかり掃き取ることが出来ます。
この長柄箒「窓型」は、弾力があって折れにくい良質な草を選び編み上げました。
草の量をやや少なくし、胴の部分を窓があいているように編むことで、軽く、取り回しがよくなっています。
腰をかがめなくてもよいので疲れにくく、広い場所を掃除するのに最適な長柄箒です。
天然のワックス効果のある座敷箒は畳との相性抜群。ほうき草の成分から畳にツヤを出す効果があり、時間が立てばたつほど飴色の美しい畳になります。
座敷箒で畳を掃いたときのサッ…サッ…という軽やかな音と草のやさしい香りは、掃除をしているとは思えない心地よさです。
畳やフローリングはもちろん、絨毯・カーペットなどの敷物にもオススメです。
意外にも掃除機だけではゴミは取り切れないもの。座敷箒はコシの強さがあるので、カーペットの毛足に負けずどんどん髪の毛や埃などのゴミを掻き出してくれます。
箒である程度、ゴミや埃を浮き上がらせた後に掃除機で吸い取ると、絨毯・カーペットの負担をぐっと押さえ、気持ちよく掃除することが出来ます。
軽くて音も静かな座敷箒。お子様が寝ている時や、音を立てたくない早朝や夜など時間を気にせずに掃除することが出来ます。
コンセントの差し替えや充電、メンテナンスの必要もなく、気になる場所を気になった時にサッと使える気軽さが魅力です。
ホウキモロコシは植物性繊維なので静電気がおきず、穂先に絡まった埃や髪の毛も簡単に落とすことができ、お手入れも簡単です。
穂先を長持ちさせるためには、クセがつかないよう、壁にぶら下げたり、掛けたりして収納してください。
職人が丁寧に編んだ箒は美しく、昔ながらの手仕事を感じられる仕上がりです。
環境にもやさしくエコな箒。心地よい丁寧な暮らしを実感できる、現代の生活様式に適う道具です。
天保元(1830)年に銀座にて創業。座敷箒を作るところは昔からありましたが、江戸時代の長屋暮らしにピッタリの畳に合う箒「江戸箒」の名で作りはじめたのは、白木屋中村傳兵衛商店です。その後商人の街京橋に移り、江戸の終わりごろから当時とまったく変わらない江戸箒を作りつづけています。創業以来ずっと職人を抱え、歴史と伝統ある「手作り」の「箒」を多くの人々の元へ届けています。
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江戸長柄箒「新型」