石川県七尾市にある和ろうそくの老舗「高澤ろうそく」が作る、菜の花ろうそく 1号 30本入り。瓶詰めされたろうそくは、春を閉じ込めたようなかわいさ溢れるラッピングになっています。
和ろうそくに使われる原料はすべて植物性の素材。煙・煤が少なく、デリケートなお仏壇やお部屋の壁や天井を傷めないやさしい素材でできています。
菜の花ろうそくは名前も佇まいもかわいく、満開の菜の花畑を思わせるような鮮やかな黄色が、晴れやかな気分にさせてくれます。アロマキャンドルのようにお花の香りがしそうですが、ほとんど香りはありません。
ろうそくの燃焼時間は30分間。毎日のおつとめやコーヒータイムなど、様々な場面で気軽に使えるろうそくです。
一般のろうそくと和ろうそくは価格や使い勝手に少し、違いがあります。
長所
<和ろうそく>
・植物性の成分を多く含んでおり、上質な佇まいがある
・煙、煤が少ないから仏壇にやさしい
・蝋垂れしにくく、掃除が簡単
<一般のろうそく>
・大量生産ができるから安価
・芯が燃え尽きるため、灯したままにしておける
短所
<和ろうそく>
・大量生産が難しいため高価なものが多い
・芯が燃え尽きないため、定期的な芯切りが必要
<一般のろうそく>
・材料が石油系の油から作られている
・煙、煤が多く、仏壇の金箔や漆が傷みやすい
・蝋が垂れやすいため、溶けた蝋が燭台に溜まりやすい
菜種油を主原料に作られる菜の花ろうそくは、煙と煤が少ないのが特徴です。
デリケートな素材で作られているお仏壇にとって、煤や油分汚れは大敵。石油系の煤は粘りがあり、金箔など傷めやすいため、比較的サラッとしている植物性のほうが掃除がしやすく、仏壇にやさしいのだとか。
煙が少ないということはにおいもほとんど無いため、リラックスしたい時やお食事の場面で和ろうそくを灯すのも雰囲気があって良いですね。
一見太い芯は、真ん中が空洞になっており、下の穴から空気が流れるようになっています。
和紙に巻かれているひも状のものは「い草」と呼ばれる植物の芯で、スポンジ状になっており蝋をよく吸う素材。効率良く酸素と蝋を取り込めることによって、明るく力強い炎が灯るのです。
そしてろうそくが燃え尽きる瞬間まで蝋を吸い上げる様子は、初めて見た時に「おおっ」となりました。この芯の作り方は、昔からほとんど変わらず、先人の知恵と受け継いできた歴史を感じさせます。
和ろうそくの芯は燃え尽きることなく、炭化して残り続けます。炭化した芯が長くなることで段々炎が荒々しいものになっていくため、ときどき芯切りばさみを使って整えるお世話が必要です。
また、火を消すときにも芯切りばさみを使って、火が消えるまで芯を挟み続けてください。
ちょっとつまむだけだと完全に火が消えなかったりすることがあるので、3~5秒ぐらいつまむと安心です。
ついつい息を吹きかけたり、手で仰いだりして消そうとすると、ロウが飛び散ったり、誤って燭台を倒してしまうことも。和ろうそくの火を安全に消すときは、なるべく芯切りばさみを使うことをおすすめします。
高澤ろうそくと、富山県高岡市にある能作が、菜の花ろうそくに合わせて作ったなのはな燭台に立てて灯すのもかわいいです。
燭台は小さいながらも存在感のある真鍮製。小さめのお仏壇にも置きやすく、コンパクトにお使いいただけます。燭台は着色を施していないため、使い続けるうちに深みのある色合いになり、少しずつ育つ様子を楽しめます。
1892(大正25)年の創業以来120年余り、石川県で唯一、伝統の七尾和ろうそくを作り続ける「高澤ろうそく」。土蔵造りの店舗は、国登録有形文化財にも指定されています。
主原料に菜種油やヤシ油など、環境と体にやさしい植物性の原料を使用。伝統的な和ろうそくの製法、溶かしたロウを木型に流し込んで作り上げる型流し製法を、今に伝えています。
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菜種油でできたろうそくは穏やかな炎を灯します。