ものづくりの町・墨田区と大自然に囲まれた富士山麓に工場を構える「松山油脂」。戦後間もなくから石けんを作り始めたこの会社は、日常品に求められる品質を安全性・環境性・有用性のバランスだと考え、使っていて心地よい製品づくりを心がけています。

松山油脂のこの姿勢はわざわざが提案している、考える消費と通じるところがあります。 「使い心地がいいから」「よく汚れが落ちるから」そういった機能面だけではなく、その商品がどのように生まれ、どのように還っていくのか、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

あれこれ加えるのではなく、毎日、そして最後まで気持ちよく使えるための成分だけを配合したのが松山油脂の「Ｍマークシリーズ」です。ボディケア、ヘアケア、スキンケア、そしてデイリーケアと、毎日の暮らしに欠かせないアイテムが揃っています。子どもから大人まで、年齢や性別を問わず家族みんなで安心して使える暮らしの定番です。

こちらは釜焚き製法で作られたＭマークシリーズのせっけんです。天然油脂の原料を10トンの釜で約100時間かけて焚き上げ、純度の高い粘性に優れたせっけん素地を作ります。その後「枠練り製法」や「機械練り製法」などの方法で成型されせっけんに仕上がります。

釜焚き製法のせっけんには、天然の保湿成分グリセリンが含まれているので、乾燥やつっぱり感を和らげてくれるという特徴があります。

「枠練り製法」は、せっけん素地を枠に流し込んで冷却固化し、約20日間ほど乾燥熟成させて作られます。この製法で作られたせっけんは溶けくずれしにくいので、最後まで気持ちよく使えるのが特徴です。無添加せっけんと釜焚き枠練りせっけんがこの製法で作られています。

一方「機械練り製法」は、石けん素地を乾燥させチップ状にし、そこに精油などの原料を混合、練成、金型で型打ちして仕上げられます。加える原料により固さに微妙な差異が出るので、水分量や温度などの調整には熟練した職人の技が生かされています。ローズマリーせっけんとラベンダーせっけんがこの製法で作られています。

使い方のポイントはよく泡立てることです。まず手を洗い、手と石けんを少し湿らせます。その後、なでるように石けんを手で10～15回程転がします。そして空気を含ませるようにぬるま湯を少しずつ足して丁寧に泡立ててみると、キメの細かい泡ができます。

純石けん分98%。合成界面活性剤・鉱物油・香料・着色料・防腐剤無添加のせっけんです。釜焚きされた素地を枠練り製法で作られています。原材料もせっけん素地とトコフェロール(大豆から抽出した天然ビタミンE)のみのシンプルな処方。全身にお使いいただけます。防腐剤を添加しなくても固形石けんが腐らないのは､pH値が10.0以上あるためです。肌トラブルでお悩みのかた、皮膚の薄い小さなお子様には無添加が安心です

こちらも釜焚きされた素地を枠練り製法で作られたせっけんです。牛脂とヤシ油の石けん素地に、皮膚のコンディショニング剤としてシア脂をプラスしています。洗顔後もほどよくシア脂が残るので洗い上がりもしっとり。弾力のあるクリーミーでキメの細かい泡が特徴です。

釜焚き製法の石けん素地をベースに、ローズマリーの全草から水蒸気蒸留法で抽出した天然精油(エッセンシャルオイル)と、肌を爽快にするローズマリーエキスを配合したせっけんです。ローズマリー精油特有のきりっとした草花の香り。さっぱりとした洗い上がりでニキビも防ぎます。

釜焚き製法の石けん素地をベースに、ラベンダー花から水蒸気蒸留法で抽出した天然精油(エッセンシャルオイル)配合したせっけんです。ラベンダー精油特有のクリアな野の花の香りで、さっぱりと洗い上げます。

わざわざで取扱いのあるせっけん6種類を、スタッフが実際に使用し比較してみました。せっけん選びの参考に。

せっけんは他の洗浄剤と何が違うの？なぜせっけんがいいの？どうやって選べばいいの？という疑問のために。こちらの記事も参考に。

・お肌に異常が生じていないか、よく確認してお使いください。
・異常がある時やお肌に合わない時はご使用をおやめください。使用を継続されると症状が悪化させることがありますので、皮膚科専門医等にご相談ください。
・目に入った時は、ただちに流水にてよく洗い流してください。
・長期間保管すると黄変することがありますが、ご使用上支障はございません。
・用途以外にはお使いにならないでください。
・直射日光を避け、高温低温・多湿を避けて保管し、お早めにご使用ください。

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