台東区谷中にある、セレクトショップclassico (クラシコ)から襟無しタイプの「h.b スタンドカラーシャツ」が新たにオンラインストアに届きました。

「h.b」シリーズは、classicoの店主である高橋隆さんが手掛けています。脇や袖の内側の縫い代は伏せられた仕立てで、肌に触れる部分にも優しい着心地の良さです。信頼のおける東東京の小さなシャツ工場にお願いし、一枚一枚丁寧に作られています。

程よくゆったり、程よく短めなシルエット。シンプルだけど、細部にまでデザインがこだわり抜かれているのでどこかお洒落で格好よく見えます。シャツを知り尽くした高橋さんだからこそ、普通の中の普通を極めたシャツが作れるのです。

年齢問わず、ユニセックスでご愛用いただけます。同じシャツを買い足したり、生地違いで何枚か揃える方も沢山いらっしゃるのだそう。着心地が良くて合わせやすいから、気が付くと毎日手に取ってしまうようなシャツです。

今回の新入荷は、夕暮れ時に深まりゆく海の色のような色合いの「h.b スタンドカラーシャツ オーガニックコットン sundar check」。

薄くて軽いのでさっと羽織られる「h.b スタンドカラーシャツ オーガニックコットン sundar check」。にじんだようなチェック柄に近い風合いなのですが、実際にはとても上質な糸を使って丁寧に織られていますので、織りのムラや色移りなどの心配はありません。オーガニックコットン100％の生地で仕立てられており、着心地も快適なのです。

このシャツには、ヒンディー語で美しいものやきれいなものを目にし、素敵と感じた時に使われる「sundar」という言葉が付いています。それぐらいこのチェック柄の美しい色合いに惹かれて選んだそうです。まるで夕暮れどきに深まりゆく海の色のようで、青い空が夕日によって茜色にそまりやがて夜空に変わっていく。そんな情景が浮かんできそうです。

基本的なデザイン、シルエットなどはclassicoのh.b スタンドカラーシャツ オックスフォードと同じです。襟を無くし、台襟部分のボタンも無くしました。台襟合わせ部分のパターンを柔らかく丸めな雰囲気に仕上げています。襟のないシャツが好き、ボタンダウンが苦手という方はスタンドカラーシャツがおすすめです。

h.bの織りネームに施されたクロスステッチ刺繍。こちらは桐生の刺繍工場によるもの。桐生は古くから絹織物で栄えた町で着物に入れる刺繍なども必要だったことから刺繍産業も盛んだったようです。絹織物は時代とともに衰退していきましたが、スカジャンの刺繍も桐生の刺繍工場が担っていたと聞いております。機械刺繍でありながらも手刺繍のような味のあるステッチはクラシコのシャツには欠かせない要素の1つとなっています。