台湾紅茶ってこんなに美味しいの!?ギフトにもご褒美にも。心ほどける時間をどうぞ。

ストア:hanamikoji shoes掲載日:2025/02/20
突然ですが「台湾紅茶」をご存じですか?
これまでたくさんの方に伺いましたが「台湾に紅茶ってあるんですね」「聞いたことがないです」という方が大多数でした。

まだまだ知名度が高いとは言えない台湾紅茶ですが、実は台湾は名だたる産地の紅茶と比べてもひけをとらない感動するほど美味しい紅茶の産地なのです。

ギフトにもご褒美にもぴったりな台湾紅茶についてご紹介させていただきます。

小さな台湾だからこそ味で勝負。お茶のクオリティーは世界レベル

台湾は、日本でも「烏龍茶」の産地として知られていますよね。

私も台湾のお茶屋さんで初めて烏龍茶を飲んだ時、その美味しさに「えっ?」と声が出るほどおどろき、感激した一人です。

台湾のお茶の美味しさは台湾の限られた面積とも関係しています。
台湾は日本の九州くらいの面積の島。農業が盛んでお茶農家も多いですが、その面積に限りがあることもあって茶葉の生産量では世界で22位となっています。

価格の安さや生産量では、広大な面積持つを世界的な紅茶の大産地と勝負することが難しい台湾。
その分、品種改良や栽培方法の工夫、製茶技術の研鑽を行い、美味しさや香りにこだりぬくことでその価値を高めているのです。

烏龍茶の栽培・製茶技術が存分に活かされた台湾紅茶

烏龍茶に限らず紅茶についても、同じように紅茶用の品種の開発や栽培方法の工夫が行われています。

烏龍茶の栽培、製茶技術を存分に活かして作られる台湾紅茶は、香り高く繊細で個性的、特徴的な香りを持つものが多くあります。
なおかつ渋みがすくなくまろやかで、全体的に日本の方の好みにあう紅茶と言えます。

そして、茶農家の中でも「紅茶作ること」にこだわりを持ち、しっかりと研究を重ねている茶農家の紅茶は、特に香りも味も格別です。
おいしい紅茶を作る作り手には、たくさんの取引希望が寄せられます。

ワインのように、土地の風土とその年の気候、そして茶園の栽培方法から生まれる味わいは各茶農家によっても異なります。

そのため人気の高い茶農家のお茶は、買いたくても希望通りの通りの量は購入できなかった、というのも業界ではよく聞く話。

台湾紅茶も台湾内での人気が高まっていること、生産量が烏龍茶に比べると少ないことなどの理由から、日本では一般的に見かけることが少ない紅茶となっています。

代表的な台湾紅茶「蜜香紅茶」と「紅玉紅茶」

台湾紅茶は現在進行形で新しい品種が生まれていますが、今回は台湾紅茶の代表格、蜜香紅茶(みっこうこうちゃ)、紅玉紅茶(こうぎょくこうちゃ)をご紹介します。

蜜のような甘い香りがフワリと。無添加・無香料なのに甘い香りと余韻の蜜香紅茶

蜜香紅茶(みっこうこうちゃ)はその名の通り甘い「蜜のような甘い香り」がする紅茶です。

上品な甘い香りがふわりと広がり、飲むと渋みがほとんどなく、自然な優しい甘さと口の中にのこる甘い余韻が、小さな幸せを感じさせる味わい。

バターやクリームを使ったお菓子との相性も抜群です。

ストレートで美味しさに驚いた後は、牛乳を入れてミルクティーにするのもおすすめ。

紅茶の自然な甘さと結びつき、煮出したわけではないのに、濃厚な味わい深いミルクティーに仕上がります。

ミルクを入れただけとは思えない、上品な優しい甘みのミルクティーをお楽しみいただけます。
信頼のおける蜜香紅茶は無香料・無添加。

「ウンカ」という虫を嫌う茶の樹の性質と製茶の技術によって、ふわり広がる香りと甘みを引き出している紅茶です。

美味しい紅茶にするためにはウンカに来てもらう必要があるため、美味しさを追い求めると、農薬などを散布せず自然に近い環境にする必要がある、何ともおもしろいお茶でもあります。

シナモンやミントのような爽やかな香り。コクのあるボディに紅茶好きをうならせる紅玉紅茶

紅玉紅茶は、「台湾紅茶」を復活させた立役者として知られる紅茶です。

現在は烏龍茶づくりが盛んな台湾ですが、実は過去紅茶の方がずっと生産量が多い時代もありました。

烏龍茶に押される台湾紅茶に再びの脚光を取り戻させたのが「紅玉紅茶」。

実に50年に渡る品種改良を経て世に出た紅茶です。
台湾有数の観光地、日月潭近くで作られているので、紅玉紅茶は「日月潭紅茶」とも呼ばれています。
台湾有数の観光地、日月潭近くで作られているので、紅玉紅茶は「日月潭紅茶」とも呼ばれています。
一口飲むと、シナモンやミントのような爽やかさのある香りの後に、口の中に広がるスーっとしたメントール感。

しっかりしたコクとバランスの良い渋み。

この個性的で力強い味に台湾の人々だけでなく欧米でも高い評価が集まりました。

紅茶好きほど驚くその個性的な香りと味わいは、台湾紅茶の生産量を再び増加させることとなったのです。
紅玉紅茶も初めてはぜひストレートでその香り高さやコク深さをお楽しみください。
スコーンなどの焼き菓子をはじめ、チョコレートやベリーなどとのペアリングもおすすめ。

また、渋みに苦手感のある方は、牛乳と合わせてミルクティーにすると、紅茶の渋みを和らげつつも、紅玉の特徴である爽やかさを引き立てる、上品で贅沢なミルクティーをお楽しみいただけます。
※よく聞かれるのですが紅玉紅茶の名前の由来は紅玉(中国語でルビーの意味)のような紅茶の水色から来ています。リンゴを想像される方が多いですが、リンゴは入っていません。あしからず。

ギフトやご褒美にぴったりの台湾紅茶で心ほどける時間を

ちょっと贅沢で、とびきり美味しい台湾紅茶。
初めましての味にきっと驚いていただけるはず。

お礼のギフトに。日々がんばる自分自身へのご褒美に。とびきりの台湾紅茶はいかがでしょうか。

心ほどける、しみじみ美味しい、そんな時間をお楽しみいただけるはずです。

気軽に楽しめるティーバッグタイプ

SUIITEA| 蜜香紅茶(みっこうこうちゃ) ティーバッグ
SUIITEA| 蜜香紅茶(みっこうこうちゃ) ティーバッグ
1,980円
SUIITEA|紅玉紅茶(こうぎょくこうちゃ) ティーバッグ
SUIITEA|紅玉紅茶(こうぎょくこうちゃ) ティーバッグ
1,980円
カップとお湯があれば楽しめる気楽なティーバッグタイプ。
まずは気軽に楽しみたい方、贈り先に気軽に飲んでいただきたい方にはティーバッグがおすすめ。

良質の茶葉をあえて砕いてティーバッグにしています。

紅茶好きさんやお茶を飲む習慣がある方にはリーフタイプ

SUIITEA| 蜜香紅茶(みっこうこうちゃ) リーフ20g/50g
SUIITEA| 蜜香紅茶(みっこうこうちゃ) リーフ20g/50g
2,160円~
20gタイプ(ベージュ)と50gタイプ(ブラック)がございます
SUIITEA|紅玉紅茶(こうぎょくこうちゃ) リーフ20g/40g
SUIITEA|紅玉紅茶(こうぎょくこうちゃ) リーフ20g/40g
2,160円~
20gタイプ(ベージュ)と40gタイプ(ブラック)がございます
リーフの状態で入れるお茶は、ティーバッグより抽出時間が長くなります。
そして一般的に断面の多いティーバッグに比べゆっくりとお茶の成分が抽出されるので、より香り高く優しい味になると言われています。

ゆったりとしたティータイムや紅茶好きさん、お茶好きさんへのギフトにはリーフが特におすすめです。
美味しい台湾紅茶を、もっと身近に楽しんでいただきたいという思いからスタートした「台湾紅茶専門店SUIITEA」は紅茶ごとに単一農園の単一品種で作られた紅茶を販売しています。

蜜香紅茶は蜜香紅茶発祥の地・花蓮瑞穂郷で100年の歴史を持つ吉林茶園のもの。
紅玉紅茶は台湾で有名な観光地日月潭の近くに位置する南投県・魚地郷の香山農場のもの。

美味しい紅茶を作る茶園へ直接出向き、お茶作りの環境を確かめた上で販売を行っています。

それぞれに個性がある紅茶たち。たくさんの方にお楽しみいただければ嬉しいです。
ストア紹介

hanamikoji shoes

日本と台湾で日々のくらしに寄り添う「デイリーシューズ」を製作しています。日本でも台湾でも希少となりつつあるヴァルカナイズ製法をメインに職人たちがひとつひとつを手作業で製作。しなやかなソールとふかふかのイン...もっと見る

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