こんにちは、フードオーケストラです。
お蕎麦にのった海苔がふわっと香った瞬間、「あれ、いつもと違う…？」と気づくことがあります。そんな小さな感動をくれるのが、この「紫彩」。
見た目はくしゃっとした黒い塊。でも、一口食べるとサクッと軽く、じわじわと広がる旨味に驚きます。

アリアケスイサンさんは、有明海で三代にわたって海苔づくりを続けてこられた生産者さん。
豊かな栄養が流れ込む有明海は、日本の海苔の約半分を生産するほど海苔養殖に適した場所です。

そのなかでも、一番摘みの若くやわらかい海苔だけを使い、丁寧に手でほぐして仕上げたのがこの「紫彩」。板状にせず、海苔そのものの姿に近い「ばら干し海苔」として仕上げるには、時間も手間もかかりますが、海苔本来の味わいや香りをまるごと楽しめます。

お蕎麦やうどんはもちろん、お茶漬けやスープの仕上げに。和風パスタのトッピングや、おにぎりにたっぷり巻いても贅沢な美味しさ。
サクサクとした軽い口あたりのあとに、濃厚な旨味がふんわりと広がります。

全国でも生産者の少ないばら干し海苔のなかでも、有明海産の一番摘み海苔だけを使ったものはとても希少です。
食卓に小さな驚きと、海の豊かさを届けてくれる「紫彩」を、ぜひお試しください。