こんばんは。わざわざのシュトレンは、砂糖・卵・バターを使わずに焼き上げているのですが、これは異端中の異端です。というのもシュトレンは元来、クリスマスまでの4週間をカウントダウンしながら少しずつ食べるものなので、日持ちする必要があります。そのためには大量のお砂糖やバターが必須なのです。

一般的なシュトレンはずっしりと甘く、生地にはドライフルーツやナッツ、ラム酒などが練り込まれ、たっぷりのバターを含んで焼かれます。焼き上がるとまたバターをたっぷりと塗り、粉砂糖をまぶし真っ白にコーティングされます。

これはこれでおいしいのですが、わざわざ代表の平田は、この甘さにノックダウン。とはいえシュトレンのコンセプトは気に入ったので、自分でも食べられるものを作りたくなって、試行錯誤を重ねに重ねて砂糖・卵・バターを使わないレシピを編み出したのです。ちなみに一般的なシュトレンと同じく見た目が白いですが、これは砂糖ではなくライ麦の全粒粉で甘くありません。

わざわざのシュトレンを初めて食べたという方から、「こんなにおいしいのなら、ホールで（あるいはもう1本）買えばよかった…」というコメントを毎年のようにお見かけします。甘さが控えめで、デザートにもなればおつまみとしてワインのお供にもなってくれるシュトレンです。色々なアレンジで、楽しんでいただけたら嬉しいです！お試しで2切れだけ入ったシュトレンもありますので、買おうか迷う方はぜひお味見してみてくださいね。