皆さまにとって、最近つくった印象深いものは何でしょうか?
店主はというと、思い浮かぶのは・・・今朝の朝食に作ったおむすび、ランチの時に箸袋でつくった簡単な箸置き、暖かくなって急に元気になってきた庭の草むしりや剪定した枝物を花瓶に挿しただけという、どれも日常すぎる簡単なものばかり。
日々ご注文の贈り物を包む時間も、私にとっては仕事以上の「つくる」時間のひとつです。
包装紙を選び、リボンとのコーディネートを考え、皆さまの選ばれた贈り物のイメージを形にするのが楽しく、癒しのひとときでもあります。
刺繍や編み物、イラスト、お菓子作り、お花など。
ものづくりの時間を日々の癒しにされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
自分の手で何かを「つくる」というフラットな時間は、自分の好きなものや、心地よい状態へとつながることのできる、とても大切なものですよね。
本日お届けするおたよりは、そんな時間を考えるきっかけをくれる、オランダのデザイナーJurianne Matter(ユリアン・マター)についてです。
北欧の空気感を纏ったミニマルで詩的なホームアクセサリーは、ただ飾るだけのインテリア雑貨でも、難しいDIYキットでもありません。効率や正解を求めがちな時代に、指先を通して日常生活のリズムを穏やかに整えるための、余白のある贈りものです。
「つくる」は、誰にとっても、楽しくて、美しくて、嬉しい。
そんな純粋な喜びを、お子さまから大人の方までお楽しみいただけますと嬉しいです。
Jurianne Matter(ユリアン・マター)
オランダ発Jurianne Matter(ユリアン・マター)は「つくる」で心整うひとときをお届けしているブランドです。
デザイナーのユリアンは、アムステルダムでインテリアデザインを学んだのち、IKEAのスタイリストなどを経て2008年に自身の名を冠したデザインスタジオをスタートしました。
自分でつくる紙の花束やツリー、願いをのせたボートなど。
日常生活のリズムを穏やかに整えてくれるコレクションは、現在世界30ヵ国以上のミュージアムショップやインテリアショップなどで愛されているほか、オランダ王立動物園やキッズブランドなど企業とのコラボレーションも積極的に行っています。
祈りから始まった、はじまりのボート
ブランドの原点は、一隻のボート。
それは、タイの津波により二度と会えなくなってしまった親友とご家族を偲ぶためにつくった紙のボートでした。当時小さかった息子さんの「ボートに乗ろうか」という一言に導かれ、彼女はメッセージを記した小さな紙のボートを川へ流しました。
親友たちとの、溢れる思い出が詰まったボート。
波間に漂い、遠ざかっていくボートを見送ったとき、彼女の中にひとつの確信めいたものが生まれました。
創業当初、銀行の融資担当者に「ソーラーパネルもギミックも何も付いていない紙のボートなんて」と笑われても、彼女は諦めませんでした。なぜなら、それが単なる製品ではなく、「誰かの心に想いを届けることのできる器」であることを信じていたからです。
これが「Jurianne Matter」の出発点です。
紙のお花などと並びブランドを象徴するアイテム「フローティングボート」。今では、ウエディングやご出産祝い、大切な記念日などの特別な日を彩るアイテムとして世界中で愛されています。
朝の散歩、自然に宿るカラーパレット
ユリアン・マターのインスピレーション源は、毎朝のお散歩にあります。
朝日とともにハイキングシューズを履いて家のすぐ裏にある自然保護区に足を踏み入れ、毎日違う天気、気分、季節、出会う動植物にインスピレーションを受けて、歩きながら頭の中で自然のカラーパレットをデザインするのだといいます。
Pearl Necklace!(まるで真珠のネックレス)
朝露を纏った蜘蛛の巣を真珠のネックレスのように愛で、霧の中から現れる夜と朝のはざまの色を心に刻む。
ユリアンにとって、自然の美しさを吸い込むことは、生きていくための「栄養」そのものなんだそうです。
自然を愛する彼女が生み出すデザインには、そんな一瞬の移ろいを慈しむ視線が宿っており、光と翳、自然との調和を大切にしてきた日本の空間にも驚くほどしなやかに馴染みます。
自分の手で完成させる理由
ユリアン・マターのホームアクセサリーは、どれも完成手前でお手元へ届けられます。
これには、彼女の明確な哲学があります。
「人々は何かを作りたいと思ってはいるけれど、型紙からすべてを設計したいわけではありません。誰でも不安なく、心地よい達成感とともに気軽に完成させられること。それが大切だと思っています。」
パーツを抜き出し、組み立てる。
ハサミもいらない、そのわずか数分間の手仕事の時間。
慌ただしい日常の中で、人々がほんのすこしの間立ち止まり、夢中で手を動かす。自分の指先に集中するその静かな時間はきっと、私たちの日々をさりげなく整えてくれるはずです。
誰かが作った完璧な既製品ではなく、それぞれの指先から生まれた世界にひとつの作品。
「つくる」という最後の仕上げがあるからこそ、日常をかざる特別なインテリアアイテムとして、今の暮らしの中へ新しい楽しみをプラスしてくれそうですね。
美しさは、世界に寄り添うための燃料
ユリアンは、美しいものに囲まれることは、誰の人生においても必要であると考えています。
「美しいものは、自分でも気づかないうちに自らをより幸せな人間にしてくれ、栄養を与えてくれる。その結果として、私たちは世の中のために寄り添うことができると思うのです。
『美しいもの』を通して生きる喜び、あるいは生活に彩りを与えられることが大切だと思うので、私たちの製品は生活必需品ではないけれど、世の中にとっては、本当の意味で重要な仕事をしていると思っています。」
美しさに触れて、心が満たされる。
その心の余裕こそが栄養となり、巡り巡って、周りの人や世界のために寄り添う力へと変わっていく。
彼女は、言語が異なる人でも感じたり、理解したり、取り入れたりできるように、作品を通して感情や感覚を可視化することができる製品づくりを心がけています。
FSC認証紙や植物性インクなど、環境へ配慮した素材選びへの徹底したこだわりも、すべてはその「美しさの循環」を守るため。つくる時間、飾る空間、環境と未来への影響すべてを含め「美しい」と納得したデザインのみが製品となっています。
お子さまから、大人の方まで。
ユリアン・マターのホームアクセサリーを通して「つくる」ことで心が整っていく、そんな特別なひとときを過ごしてみませんか?
GWのおうち時間や、母の日ギフトにもおすすめです。
ストア紹介
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