おいなりさんを改めて作ってみた
味付けしてある揚げを買ってきて、全然よしとしましょう。
今宵のお米は、少々固めに炊いてみましょう。
米一合のご飯に対して、すし酢大さじ2を熱いうちに加え、しゃもじで切るようにほぐします。全体にすし酢が行きわたったら、ツヤを出すためにうちわなどで扇いで水分を飛ばし、人肌まで冷まします。はい、これですし飯のできあがり。
キサイチのすし酢。端麗辛口で有名な越後の酒造メーカーの吟醸酒粕を、自社工場内で3年以上熟成させたものを原料としています。
すし飯は寿司酢を用意しておけばあっという間に簡単にできます。
それを長期醸造してできた酢に、かつおだしとこんぶだしをプラス。旨み豊かなすし酢となります。手巻き寿司やちらし寿司の具材の味を引き立ててくれて、甘みやコクのある味付けの具材もさっぱりと食べられます。
さて重要なのはここから。すし酢の用途はお寿司だけではないんです。この人、実は便利な強力助っ人なんです。
すし酢に使われている合わせだしは和食の基本。調味料として普段使いできます。お野菜を漬けてピクルスにしたり、手作りのドレッシングの材料やマリネ液にも。お醤油と玉ねぎのみじん切りと合わせてステーキのソースにもいけますよ。
熟成を重ねて生まれた琥珀色のすし酢は、レパートリーを増やしてくれる万能選手でした。お試しあれ。
ご飯を揚げに包むだけなのにどうしてこんなに楽しいの。
ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る