本で古くから使われるお椀をモチーフにデザインされた”STORE”
STOREは、福井県鯖江市で約300年漆器業を営む関坂漆器と、無印良品やハーマンミラーなどにデザインを提供した事でも知られる、イギリスの著名デザインスタジオ”Industrial facility(インダストリアルファシリティ)”との協働で生まれたABS樹脂製の多目的容器です。
ROUNDは漆器のお椀を垂直に伸ばしたようなデザイン。
蓋にはシリコンパッキンがついているので、コーヒー豆や茶葉などの香りを逃したくないもの、ショートパスタや小麦粉といった湿気を嫌う食品の保存にも適しています。
また、Ovalは漆器のお椀を水平に伸ばしたようなデザイン。※パッキンは付いてません。
洗面台といった水回りのグルーミングキットやデスクトップのお気に入りの文房具などをスッキリと収納します。
天然木の蓋の裏はちょっとしたトレイの様になっているので、一時的にものを置くのに便利。
使用中も収納している時と変わらぬまま、美しい空間を演出するアクセントとして在り続けます。
スープを注ぐ、ペンを入れる、自由な、うつわ。
一見すると伝統的な漆器とは縁もゆかりもなさそうなモダンなプロダクト。
でもそこには日本の業務用漆器の屋台骨を支えた、河和田塗の伝統が息づいています。
それは河和田塗のふるさと”鯖江市河和田地区”で約300年漆器業を営んできた株式会社セキサカと、
国内外で活躍するデザイナーとの協働で商品開発をするプロダクトブランド”SEKISAKA”の理念です。
時代の要望に応じながら変容してきた河和田の漆器産業は、従来の枠に留まらない様々な製造技術が存在する産地となりました。
STOREの本体に使われているABS樹脂製容器は、そのひとつ射出成形という技術によるもの。
最盛期の旺盛な受注に応えるために、木地に替わる器を作るために生まれました。
大量生産品というイメージを持たれるプラスチック製容器に、SEKISAKAはポジティブな意味を見出しました。
プラスチックに比べるとデリケートな取り扱いが必要な漆器にはない、 自由で多様な使い方の提案です。
ストア紹介
SAVA!STORE
SAVA!STOREは福井県鯖江市に拠点を置くデザインスタジオ「TSUGI」が運営する、福井でつくられたデザイン性とストーリー性の高い商品が並ぶスーベニアショップです。
古くから眼鏡・繊維・漆器のまちと...もっと見る