冷蔵庫にすっぽり。「気軽に」1年中安定したぬか漬けが楽しめる保存容器
匂いや汚れが付きにくく、洗いやすい琺瑯の容器でぬか漬けを始めてみませんか?冷蔵庫に収まりやすいよう、角形で高さが12cmに設定されています。低温保存なら毎日のかきまぜが不要で、1年中安定したぬか漬けが楽しめます。
乾燥ぬか1kgでつくるぬか床用です。ぬか漬以外にも、お米2kg、味噌3kgなどの保存にも使えます。
冷蔵庫にちょうど良く収まります。1年中ぬか漬けが楽しめます
自分でぬか漬けをつくってみようと思った時、「毎日かき混ぜられるかな」と心配な方も多いかもしれません。常温保存だと、1日1~2回のかき混ぜがおすすめですが、なかなか難しいのが現実です。
「1年中安定した涼しい場所でぬか漬けをつくれるのは冷蔵庫」、ということから生まれた「ぬか漬け美人」は高さ12cm。
冷蔵庫の棚の高さにもちょうどよく、角型でスッキリ収まります。冷蔵庫での低温保存なら発酵がゆるやかになり、数日に1回のかき混ぜで大丈夫です。手間も少なく、気軽に安定したぬか漬けが楽しめます。
まずはぬか床をつくってみましょう。
<材料>ぬか…1kg 水…5cp(1000cc) 塩…130g(13%) 赤とうがらし…1本
お好みで昆布、干ししいたけ、かつお節を入れるとうま味が増します
<作り方>
【1】鍋に水と塩を入れて火にかけ塩が溶けたら冷ましておく
【2】ボウル(28cm位)又は鍋に、ぬか・赤とうがらし・昆布を入れる
【3】冷ました【1】の塩水を【2】に加えます。ダマにならないよう、2~3回に分け入れ、なじむように手でよくかき混ぜる
【4】ほうろう容器、「ぬか漬け美人」に【3】を入れます
【5】「捨て漬け」をする(キャベツの葉、芯、人参や大根のヘタなどの「くず野菜」を入れ、発酵を進ませます)
()内は漬け時間。
・きゅうり(春~秋:6時間/冬、または冷蔵庫:12時間)
ぬか漬けの代表。短い時間で美味しく漬かります。漬ける頻度はダントツで1位です。
・みょうが(春~秋:半日~1日/冬、または冷蔵庫:1~2日)
縦に半分に切ると早く漬かります。気温が高い時は半日でしっかり漬かりました。苦味もあって、ぬか漬けとの相性は抜群。
()内は漬け時間。
・プロセスチーズ(春~秋:半日/冬、または冷蔵庫:1日)
プロセスチーズを裸のまま漬けました。発酵食品であるチーズを漬けてダブル発酵。燻製チーズのようになり美味。お酒のおつまみに。塩味が強いので、ガーゼに包んでも良いかもしれません。
・ミニトマト(春~秋:1~2日/冬、または冷蔵庫:2~3日)
丸のままだといまいち…、半分に切ったらとてもおいしく漬かりました。ご飯のお供としても食が進みます。
・ゆでたささみ(春~秋:半日/冬、または冷蔵庫:1日)
ゆでたささみをガーゼに包んで漬けました。お酒のおつまみはもちろん、おかずとしても十分。食が進みます。
・アスパラガス(春~秋:半日~1日/冬、または冷蔵庫:1~2日)
下の方の皮をピーラーで剥き、約1分程茹でたアスパラガスを冷ましてから漬けました。茹でたことでしっかり漬かりました。生のアスパラガスは、パリパリした食感も楽しく、こちらも美味しかったです。
・ゆでたまご(春~秋:半日/冬、または冷蔵庫:1日)
ゆで卵の殻をむいて、丸のまま漬けました。これまた燻製卵のようなこっくりとした味。おつまみやお弁当にも。
野菜などの食材を漬けているうちに、ぬか床が水っぽくなってきたら付属の「水取器」をお使いください。
水取器のまわりの穴が、ぬかに埋まるところまで差し込んだ状態で、普段通りにご使用ください。水取器に余分な水分が溜まったら捨てます。
鉄にガラス質の釉薬を焼き付けている琺瑯は、両者の特性を生かし補い合っています。鉄のおかげで耐久性があり、熱伝導がよく冷却性にも優れ、表面がガラス質のおかげで内容物と化学反応を起こすことがなく、食材や料理の味・風味を変えないという特徴を持ちます。また、匂い、汚れがつきにくく、洗浄しやすいのも特徴の1つ。食品を衛生的に保存できるため、赤ちゃんの離乳食づくりや、その保存にも適しています。お手入れしていただければ永く使い続けることができる道具です。
野田琺瑯のホワイトシリーズは、毎日毎食、食卓を切り盛りしてきた野田善子さんが、一番の使い手である主婦の立場で日々感じていた理想を具現化したものです。その場に調和し凛とした美しさを保ちながら食材を引き立たせる白。酸や塩分に強く、中に入れる食品に影響を与えません。