ベーグル型に仕上げられた、かわいい白いたわしです。
握りやすく、ジャガイモやレモンのような丸を帯びた面が洗いやすい形に仕上げられています。
また、穴が開いた形はかわいいだけでなく、水はけよく乾きやすい機能もあり、衛生的なところもうれしいところです。
亀の子束子の中で一番やわらかいサイザル麻で作られており、水を含むと体が洗えるほどのやわらかさ。やさしく汚れを落としてくれるので、テフロン加工のフライパンや、わっぱの弁当箱の洗浄にぴったりです。
やさしく洗い落とせるサイザル麻は、テフロン加工されたフライパンを洗うのにぴったり。スポンジでは取りにくい焦げ付きやべとつきを洗い落とせます。
もし頑固な焦げつきであれば、洗い落としやすくするためにお湯を張ってふやかします。
ガシガシと洗いたくなりますが、束子の繊維を寝かしてしまうとかえって洗いにくくなってしまいます。繊維を立てるように力を入れすぎず、円を描くように擦って洗ってみてください。
泥がついた根野菜の洗浄に。
硬いパーム束子ほど薄皮を取ることはできませんが、細かな繊維が隙間に入った泥をやさしく拭き取ってくれます。
土落とし以外にレモンやオレンジの農薬・ワックスを落とす時にも便利で、皮ごと調理に使いたいときに重宝します。パスタやジャムづくりなど柑橘類のさわやかな香りいっぱいに楽しめます。
木製のまな板は弾力があり、刃当たりがやさしい素材。トントンと食材を刻む音も気持ち良い、魅力のひとつです。
無垢のまな板を洗剤で洗う時、洗剤の香りが移ってしまいがちで少しだけお手入れに気を使います。たわしは洗剤をつけることなく、繊維がまな板の凹凸に入り込み汚れを掻き出してくれるのでとても便利です。
束子の材質は4種類あり、硬いものから順にカルカヤ、パーム、棕櫚、サイザルといった繊維があります。
洗うものによって束子の得意不得意がありますので、表を参考にして用途別にお選びください。
ココナッツの殻の繊維から作られており、硬く丈夫な繊維。
傷つきやすいものにはお使いいただけませんが、鉄フライパンや、鉄鍋、ザルなどの洗浄におすすめ。立ち上げた繊維は、点で洗うように1本1本が隙間に入り、詰まった汚れを掻き出します。
脱色されたホワイトパームは、通常のものよりもややかための仕上がりになっています。
棕櫚の皮が原料の束子。硬すぎず、ほどよいコシのある繊維が特徴です。
硬さは4種類の中で真ん中あたり。しなやかな繊維は洗ってもキズつきにくく、様々な場面で活躍する万能束子。ガラスや陶器、テフロン加工のフライパンのほか、根野菜の土をやさしく落とせます。
リュウゼツランの仲間のサイザル麻は、4種類の繊維の中で一番やわらかい素材。
ブラシとして体を洗えるほどのしなやかさがあります。パームや棕櫚と違い、繊維全体で使うため、テフロン加工のフライパン、プラスチックでできたお弁当箱などを傷つけずに洗えます。
やわらかく真っ白な繊維は、現代のお家に合わせやすい風合いです。
カルカヤというイネ科植物の根っこから作られ、一番硬い繊維です。
茅葺屋根の材料になるほど丈夫な繊維は、パーム束子でも敵わない焦げつきも落とせる強さです。
油分を含んでおり水と油を弾いて、水はけもよく衛生的です。
使い終わった束子は、水気をよく切り、水はけが良いところで乾かしてください。
束子の中に入り込んだ野菜くずなどは、流水でほぐしながら取り除くか、束子同士をこすり合わせると簡単に落とせます。
より清潔にお使いいただく場合、天日干しがおすすめ。
乾燥と紫外線による殺菌効果があり、より長く束子をお使いいただけます。
明治40年(1907)、西尾正左衛門が妻の掃除風景をもとに棕櫚製の亀の子束子を発明。のちにパーム繊維に着目し、東京 文京区で西尾正左衛門商店を立ち上げました。
「束子といえばあの形」と思い浮かぶ人が多い亀の子束子は、100年以上変わらない素材と、熟練の職人によって作られ続けているロングセラー。創業から変わらない品質と耐久性を大切にしながら、時代に合う新しいものを提供し続けます。
※箱の形状、色などは変更となる場合があります。
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