燻した竹の集成材による美しい模様と、鬼のようなギザギザとした鋭い歯がついた昔ながらの鬼おろしです。大根をおろせばざくざくとみずみずしい食感の鬼おろしができます。
大根をおろす以外に玉ねぎや人参をおろしてキーマカレーやスープに、長芋や蓮根でお好み焼きや蓮根餅に。りんごなど果物をジャムにしたり、チーズを削ったり、残ったパンをパン粉にしたりと幅広くお使いいただけます。
鬼おろしは大きな歯で粗く削ることによって大根の細胞壁が壊されず、揮発性の辛み成分が出にくくなります。そのまま食べても大根の部位に関わらず辛みを感じないので、辛い大根おろしが苦手という方にお勧め。
ざくざくとした食感を楽しみたい、お料理のボリュームを出したい時にぴったりです。
金おろしは細かい歯で擦りおろすことでふんわりと滑らかな大根おろしになり、大根特有のぴりりと辛い大根おろしができます。水分は鬼おろしよりも出やすいですが、滑らかな大根おろしや辛めのものが好きな方にお勧めです。
まろやかな食感なので和え物や薬味、トッピングとしてお料理を引き立ててくれます。
焼き魚に大根の鬼おろしを添えて。
大根のザクザク食感がアクセントになり、焼き魚をさらにおいしくさせます。おろしから水分が出にくいので味が薄まらず、魚の皮もパリパリのままいただけます。
焼き魚に添える以外に、大根餅にして食感を楽しんだり、じゃこと鰹節の和えものにしてさっぱりした一品にしたり。
大根おろしだけでも色々な使い道があり、試したくなってきます。
新玉ねぎをおろして合わせた液に混ぜ合わせれば、ボリュームたっぷりのドレッシングができあがります。辛みがない新玉ねぎの甘さと、シャキシャキとした食感を楽しめます。
りんごをおろして食感が残る手作りジャムに。
ジャムにしてもシャキシャキ食感が残り、りんごの風味を感じながらおいしく食べられます。
鬼おろしでおろしたりんごジャムの調理時間は15分ほどで完成、手早くおいしいジャムが作れます。
食パンをおろせば生パン粉として使えます。
おろす時に耳の部分がひっかかりやすいですが、力を使わずおろせることができ、粗めのふんわりした生パン粉ができあがります。
ハンバーグのタネに使ったり、フライものに使えば揚げ上がった衣がサクサクになったり、見た目のボリュームアップにつながります。
サラダの仕上げに削りパルメザンチーズ。
軽い力で簡単にチーズをおろすことができます。粉チーズよりやや大きめに削ることができるので、チーズの香りと味をより一層強く感じることができ、サラダがおいしくなりました。
鬼おろしの大きな特徴は交互になった大きな歯。名前の由来にもなっており、頑丈な竹でできたとても鋭い歯です。おろす、というより粗く削るため、水分と栄養を逃さずシャキシャキとした食感になり、素材そのものの味と食感を楽しむことができます。
おろし方は少々コツがあり、奥から手前へと一方向におろすようにします。前後に動かしておろそうとすると歯に引っ掛かり、怪我のもとになりますのでご注意ください。
受け皿の下に濡れ布巾など敷いておくと安定してご使用いただけます。
1898年小菅賢藏が東京日本橋に竹製品を専門に扱う問屋「小菅商店」を創業。創業以来、独自の意匠開発を始め「竹の仕事の価値を高める」という代々の思いを継承し、「暮らしを豊かにする竹製品」を作り続けています。
「古典と現代の融合」をテーマに伝統を守りながらも現代の暮らしを豊かにする新しい竹の形を提案します。
※箱の形状、色などは変更となる場合があります。
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左 鬼おろし、右 金おろし