毎日のお料理で何気なく使っている「塩」。塩の品質によって、お料理の味わいが驚くほど変わることをご存知でしょうか？

okawari TOKYOの「おむすびがごちそうになるおしお」は、海と森のミネラルを含む天然塩を、食物繊維が豊富なスーパーフード「アカモク」と一緒に焚き上げました。もちろん化学調味料は無添加。さらに燻製塩も混ぜ合わせることで”まるでかまどで炊いたような香ばしい味わい”です。

お米本来のうまみを引き立て、さらにおむすびの具材の邪魔をしない、そんなバランスにこだわったおむすびのためのお塩です。

忙しい毎日でも、健康や節約のためになるべく自炊を心掛けている方も多いのではないでしょうか。できるだけ手を掛けず、ササッと美味しいものを食べたい……そんなときは、ぜひ「塩」にこだわってほしいと思います。

「おむすびがごちそうになるおしお」に使われているのは、「旬をあじわう まいにちの塩」と同じ、山口県の油谷湾でつくられる海塩です。豊かな原生林に囲まれた油谷湾には、2本の川を伝って森のミネラルがたっぷりと流れ込み、海のミネラルと混ざりあいます。その海水を焚き上げることで、自然のミネラルを含む、うまみの強い塩ができあがるのです。

その塩に、海藻の一種、アカモクをブレンドしています。ワカメやモズクよりも鉄、亜鉛、銅、マンガンなどのミネラルが豊富で、食物繊維やポリフェノール、フコキサンチン、フコイダンも含んでいて、健康に良いと注目されている食材です。ふだんのおむすびに使うことで、無理なく取り入れることができるのが嬉しいポイントです。

さらに、燻製の工程を加えることで“まるでかまどで炊いたような香ばしさ”を出しています。こうして出来上がった塩は、少し茶色がかった優しい色合いです。

健康に気遣う方にとって、塩分は気になるポイントですよね。ファストフードやコンビニ食品に使われる塩は、低コストで製造される「精製塩」がほとんどです。精製塩は、塩化ナトリウム99.5%以上と純度が高いため、そればかりを食べているとミネラル不足に陥ってしまうといわれています。

一方こちらには、カルシウムやマグネシウムといった自然のミネラル成分が含まれています。海から生まれた人類にとって、海のミネラルバランスは必要不可欠なもの。こちらの塩を日々のお料理で使うことで、海のミネラルがそのまま身体に取り込まれ、健やかな毎日をサポートしてくれます。

この塩を作っているのは、塩の匠である井上雄然さん。大量生産の塩とは一線を画す製法で、海のミネラルバランスをできる限り守りながら塩づくりをしています。

また、こちらは日本全国47都道府県のおむすび取材を通して日本の豊かさと食べる喜びを発信する、旅するおむすび屋の菅本香菜さんが監修をされています。菅本さんご自身が井上さんのもとを何度も訪れ、試作を繰り返し完成しました。

井上さんの塩づくりは、まず汲み上げた海水を立体式塩田でゆっくりと蒸発させ、ミネラルを濃縮することからはじまります。

その後、4日間の予備焚きを経て、約10時間にわたって塩の結晶になるまで目を離さず焚き続け、苦みの原因となるにがりを繊細に抜いていきます。

焚き上がった時点では、ナトリウム、マグネシウム、カリウムといったミネラルは種類ごとに層になっている状態。これは、結晶化のタイミングがそれぞれ異なるためです。

そこで、各種ミネラルをまんべんなく混ぜ合わせるために、井上さんが大切にしているのが「天地返し」という作業。大変な労力が必要な作業ですが、こうして手間暇かけることで、私たちが必要とする太古の海のミネラルバランスに近い塩ができあがるのです。

自然豊かな山口県油谷湾の海水から生まれた、滋味深く、旨味に富んだお塩でつくるおむすびは、心と体がほっとする美味しさです。ぜひこちらでおむすびを握ってみてくださいね。

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