江戸時代後期から東京 日本橋で刃物を取り扱う老舗商店 木屋。
歴史ある刃物専門店がおすすめする調理器具は、誰でもきれいに作れる型抜きタイプのおにぎり器です。
三角のおにぎりを作るのが苦手。一定の大きさにできない。炊き立てごはんで作ると美味しいけれど、熱くてうまく握れない…そんなときにあると便利な型です。
作り方はとても簡単です。
おにぎり器を濡らし、ごはんと具を詰めて蓋で押し出すだけ。ぴっしりとした三角おにぎりが作れます。
木曽ヒノキで作られたおにぎり器はごはんの水分を程よく吸い、口当たりの良いおにぎりに。ほんのりとヒノキが香り、食欲をそそります。
できあがるおにぎりのサイズは、やや小さめで3、4口で食べ終わり、2~3個は欲しいなと思うくらい。具材を変えたりアレンジしてみたり、いろいろなバリエーションで試したくなる型抜きです。
使う前におにぎり器を水でしっかり濡らします。
十分湿らせることでごはんのくっつきを防ぐほか、色移りやにおいを防ぐことができます。
湿らせたら余分な水分を拭き取り、ご飯を木枠の半分まで詰めます。ご飯をしっかり詰めると角が立ち、綺麗な三角になりやすいです。
お好きな具材を入れて、残りのごはんをのせます。具を真ん中に入れることができるので、綺麗に仕上がります。
ごはんを被せたら、上から被せ蓋で軽く押さえます。固めのおにぎりがお好みであれば、ギュッと少し強めに押さえるとぴしっとしたおにぎりになります。
蓋で押しながら出せば、きれいな三角おにぎりが完成!ヒノキがほんのりと香ります。
連続で作る際はおにぎり器の内側に米粒が残りやすいので、濡れたふきんで拭き取るときれいにお使いいただけます。
小さめのおにぎりができあがり、お子様も食べ切りやすいサイズ。大人だと2~3個くらいは食べれると思いますので、さまざまな味のおにぎりを作って楽しめます。炊き込みご飯や混ぜ込みご飯、焼きおにぎりにしたりなど、いろんなおにぎりを作りたくなってきます。
木屋のおにぎり器には、一度に作れるおにぎりの個数が異なる3種類あります。
それぞれの型でできあがるおにぎりの大きさに違いはありません。
使い終わったあとはたわしなどで水洗いをします。
やわらかくコシのある棕櫚たわしや、サイザルたわしなどでしっかりと汚れを落とすことができます。
洗剤での洗浄は、洗剤の香りが木に移ったり、成分が染み込んでしまう場合がありますのでご使用はお避け下さい。
乾いた布で水分をしっかり拭き取ったら、風通しの良い日陰でゆっくり乾燥させてください。
直射日光が当たる場所や食器乾燥機など、急速に乾燥させると変形・ひび割れの原因になりますのでお避け下さい。
使ううちにおにぎり器の内側が毛羽立つことがありますが、ご使用には問題ありません。
気にな気になる場合は紙やすり(#120~320)で整えると目立ちにくくなります。
日本橋に店舗を構える老舗商店「木屋」。包丁・刃物を中心に、数々の生活道具を販売しています。
歴史は古く、寛政四年(1792年)に本家木屋からのれん分けを許され、刃物の木屋として独立します。「本家と同じ商品を扱ってはいけない」というしきたりにより、さまざまな打刃物を取り扱うようになりました。
品質が高く、長く使える道具、愛着の湧く商品を提供しています。
※箱の形状、色などは変更となる場合があります。
※画像の色はブラウザや設定により、実物とは異なる場合があります。予めご了承下さい。
※写真はおにぎり器 2つ穴を使用しています。