滋賀県高島市にある和ろうそく専門店「大與」。製造する和ろうそくは1914年に創業してから手作りで作り続けています。
原材料は国産の櫨の実を加工した櫨(はぜ)ロウ100%にこだわり、手作りかつ櫨ロウだけ使用した和ろうそくを作る業者は大與を含めて全国で数社のみです。
櫨(はぜ)ロウは和ろうそくの原料として最高峰の素材であり、実から2割ほどしか採れない貴重なものです。他のロウと比べて粘り気のある櫨ロウは垂れにくく、植物性のため煙がほとんど出ません。そして太めの芯は和紙とい草でできておりロウをよく吸ってくれます。
大輿の櫨ろうそくは、燃焼率と吸収率を職人が調節して作られており、火は安定しながらもロウは垂れず、最後に炭化した芯だけ残して、消え無くなります。
大與の櫨(はぜ)ろうそくは古来から伝わる和ろうそくの製法「手掛け」で作られています。
ロウを染み込ませた和紙とい草を巻いた芯に、練って粘り気のある熱い生ロウを素手で塗り重ねていきます。ロウを塗り重ねては乾かしと繰り返すと断面は年輪のような模様になり、表面は型で作ったろうそくの綺麗な肌とは違い、白っぽく温かみのあるざらりとした質感の櫨ろうそくが出来上がります。
素朴な肌や色合いながら、手仕事が感じられる、とてもかわいい見た目に仕上がっています。
ろうそくが燃え尽きた後、燭台やお仏壇にロウが垂れてしまうことがありますが、櫨ろうそくであればロウが垂れることなく、芯だけを残し綺麗に燃え尽きます。
また植物性の原料で作られているため、煤が少なく、お仏壇やお部屋を汚しません。
櫨(はぜ)ろうそくにはロウが垂れにくい工夫がされており、内側と外側のロウの粘度と融点を分けて塗り重ねています。内側は粘り気があり融点は低め、外側はさらりとして融点が高めになっています。
火を灯すと自然と内側の蝋が先に溶けるので、ロウが垂れにくい。洋ろうそくに比べてロウが垂れにくい仕組みの一つです。
和ろうそくはお仏壇でのご使用の他に、食卓などでも活躍してくれます。
部屋の照明を少し落としてろうそくを灯すと、素敵な雰囲気で食事が楽しめます。
ろうそくの火には1/fのゆらぎという自然のリラックス効果があり、心を落ち着かせるのにぴったり。火がそっと寄り添ってくれる気がします。
1914(大正3)年の創業以来100年余り、滋賀県今津町で4代に渡り和ろうそくを手作業で作り続ける「大與」。1989(昭和59)年には滋賀県の伝統工芸品として正式に指定されました。2011年にはお米のろうそくでグッドデザイン賞でグッドデザイン中小企業長官賞を受賞。
気温と湿度、蝋の温度と形を腕で感じながら和ろうそくを手掛けで製造する職人は、一人前になるまで10年掛かります。様々な季節でろうそくを制作する経験を通じて同じものが作れるようになっていくのです。
純植物性100パーセントにこだわり、伝統の製法を今に伝え、和ろうそくを通じて火と人との繋がりを大切にしています。
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