わざわざで取り扱う日用品は、長く使えて飽きがこない、しっかりと作られている商品を選んでいます。木製品はまさにそのような商品のひとつ。使い続けることで起こる経年変化は、持ち主によってそれぞれ味わいが変わってくるという面白さもあります。
わざわざが椿井木工舎にお願いして作ってもらったコーヒーメジャースプーンも、飽きずに長期間使い続けたいと思える木のよさや面白さを味わえる道具です。
椿井木工舎は、丁寧な手仕事を大切にしながら、冶具を駆使して精度を追及したものづくりを貫いている二宮大輔さんの個人工房です。自動車のデザインができあがった後に立体におこす、クレイモデラーとしての経験をもつ二宮さん。独自のものづくりへの哲学が詰まっている製品は、どれも「工芸」と「プロダクト」の2つの側面が伺えます。
工房を見学させていただいたとき、二宮さんが語った「手仕事が情緒的であるものとは限らない」という言葉が、わざわざ代表・平田の胸に残りました。
美しい佇まいで見るものを惹きつける、コーヒーメジャースプーン。機能性にも優れ、持ち手の具合とスプーンのほどよい重み、大きさのバランスが調和したデザインです。
コーヒー豆の油分が無垢の木材に染み込み、経年変化していく
スプーンのふちは薄くシャープな仕上がりで、保存容器の中のコーヒー豆が少なくなってもすくいやすいという長所も。中深煎り程度のコーヒー豆なら、スプーン山盛り1杯でコーヒー1杯分(約15g)を量ることができます。
持ち手の長さは3種類。コーヒー豆の容器の大きさにあわせて選んでも(関連商品:セラーメイト ガラス保存瓶)
木の食器や道具の取り扱いには少し注意が必要です。と言っても、シンクの中で水にさらしたまま置きっ放しにしなければ大抵のことは大丈夫。木は水に弱いという特性があることを覚えておきましょう。
洗うときは、油分が取れてしまわないよう洗剤を使わずに、たわしで洗ってください。乾燥して表面が毛羽立ってきたら、食用油を塗ってなじませてあげましょう。
そうやって手入れしながら使えば、10年選手になることだってあるんですよ。生活のよき相棒になる、お気に入りの木の食器や道具を探してみませんか?
本日ご紹介した商品はこちら↓
椿井木工舎 × わざわざ|コーヒーメジャースプーン
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ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
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