なによりおいしいごはんが炊ける、かもしか道具店の「ごはんの鍋」。
土鍋は熱伝導率が低く、加熱すると緩やかに温度が上昇するため、お米そのものの甘みをじっくり引き出し、ふっくらとツヤのある、おいしいごはんに仕上げてくれます。
お米と水を鍋に入れ、火にかけてプクプクと吹いてきたら弱火に。そのプクプクが収まって湯気だけになったら火を止める。
ほんの少しの手間と、気をかけながら炊いたごはんはとても愛おしくて幸せな味。
炊き上がった瞬間から立ち上る湯気と、お米そのものの香りは、炊飯器ではなかなか味わえない特別なごはんの楽しみ方です。
土鍋選びで大切なのは、蓋がしっかりと閉まること。蓋の密閉度が高いほど蒸気が漏れずに循環し、均一な熱伝導が期待できます。
多くの土鍋には蒸気を逃し、吹きこぼれを防ぐための穴がありますが、「ごはんの鍋」にはその穴がありません。蓋に穴がないことで密閉度が高まりふっくらもっちりした食感のごはんを炊くことができるのです。
土鍋でごはんを炊くのは少し億劫かもしれませんが、メリットもたくさんあるんです。
自分で火加減を調節しながら調理することができるので、焦げ目をつけたり少し柔らかめにしたりと、好みに合わせて柔軟な調理ができます。
土鍋でご飯を炊く楽しみの一つに、香ばしいおこげがあります。おこげを作りたい場合は最後の仕上げ、弱火の時間を1~2分延ばしてください。鍋底にお米が少し焦げ付き、香ばしい風味が生まれます。
少し柔らかめにしたい場合は水の量を増やし、硬めに仕上げたい場合は加熱時間を延ばしたりと、炊飯のたびに微調整を行い、自分だけの理想の炊き加減を見つける楽しみも土鍋ご飯ならではの魅力です。
「ごはんの鍋」は萬古焼(ばんこやき)の耐熱陶器です。三重県四日市市を中心に作られる萬古焼は、熱伝導率が低く蓄熱性に優れており、食材本来の旨味をじっくりと引き出してくれる土鍋に最適な焼き物です。
さらに、保温と調湿機能にも優れている萬古焼は、ごはんが乾燥しにくく、おひつのように保存の器としても使えるのが特徴です。
あまったご飯は鍋ごと冷蔵庫へ入れても大丈夫。電子レンジで温めることができ、足りない水分は鍋からもらって、余分な水分は鍋が吸い取って、まるで炊きたてのようなご飯を味わうことができます。
炊飯器で長期間保温にしておくと、時間が経つにつれ黄色くなったり、においが気になることもありますが「ごはんの鍋」は、次の日に温め直しても美味しくいただくことができます。
鍋のサイズを決めるために、何種類もの試作の鍋で試し炊きをしたのだそう。炊き上がったごはんを社内のスタッフで食べ比べた結果、美味しく炊けるのはジャストサイズであることがわかりました。
1合なら1合用、2合なら2合用と、ジャストサイズの鍋を選ぶことも美味しいごはんを炊く秘訣です。
1合(約150g)のお米を炊くと約330gのご飯が炊き上がります。一般的なお茶碗に盛り付けると大人2人分ほどです。生活スタイルに合わせて、ぴったりのサイズをセレクトして下さい。
初めてご使用いただく前には、目止めを行っていただくことをおすすめします。
お米のとぎ汁(片栗粉や小麦等を溶いたものでも可)を鍋の8分目まで入れて沸騰させ、冷ましてから、きれいに洗い、乾燥させることで、汚れや匂いがつきにくい状態になります。
使用後のお手入れは、食器用洗剤を使用し、十分に水洗いし、よく乾かしてから収納してください。
炊飯器のように、フッ素樹脂製の釜や内蓋、ゴム部分などのパーツや細かい隙間に傷がつかないようにスポンジで丁寧に洗わずとも、土鍋と蓋さえ洗えばいいのでサッと洗い物が終わります。基本的に表面は丈夫なので、柔らかめの棕櫚束子なども使えしっかり洗うことができます。
三重県三重郡菰野町を拠点とする山口陶器のオリジナルブランド、「かもしか道具店」。古くから食器や食に関わる道具を製造してきたこの地から、未来に残したい食文化を発信し、それを伝える道具を製造することで、食卓を通して幸せを届けることを使命としています。
心のこもった品物をしっかりと包み、贈り物をそっと引き立てるラッピング。
贈られた方にも喜んでいただけるよう、心を込めてお包みいたします。
※複数商品ある場合は、どのアイテムをどのラッピングで包むか備考欄にご記入ください。
※箱の形状、色などは変更となる場合があります。
※画像の色はブラウザや設定により、実物とは異なる場合があります。予めご了承下さい。
穴の代わりに蓋受け部分の立ち上がりを高く設計することで、吹きこぼれにくくなっています。