東屋の「隅切(すみきり)長角」。
名前の通り、四隅をちょこんと切り落としたような形。
大きさは22×8cmとかなり細長い形。
お皿だらけのテーブル。「もう置く場所ないなぁ」ってときにも、隙間にスッと入り込んでくれる。おつまみやシューマイ、漬け物を3、4品。取り箸置きにだってなる。気付けば、なにかしら出番がある小回りの良さ。
指の跡がうっすら残っていたり、小さな凹凸や黒い点があったり。
ところどころに、手仕事の跡がみてとれる可愛らしさ。そのユルさがなんとも愛嬌たっぷり。
同社のお皿「白吉」と同じ。手でペタペタ押し広げていく「タタラの型打ち」という製法でつくられています。
ほんのりとやさしい白色で、何をのせてもしっくりとくる。「整いすぎていない、でもしっかりと品がある。」四角いお皿。
手に取ると、「ここは指で押した感じが残ってるなぁ」とか、「この縁は少し丸みがあるなぁ」とか。手仕事の跡が残っています。だからどこか温かくて、愛おしい。
料理を盛ったときも、その凹凸に光がふわっと当たって、やわらかな陰影。漬物を少しずつ、丁寧に並べる。盛リ付ける量も自然と控えめに。
細長いもの。人参やアスパラのグリル。適当に並べるだけ。皿からはみ出してもOK。むしろ可愛いかも。うまく使えたときのカッコよさがうれしくなるお皿。
土は、天草の山で採れる白い陶石。焼き上がると、きりっとした上品な白色。
そこにかかるのが、石灰釉。ガラスみたいにツルツル白!って感じじゃなくて、ちょっとやわらかい乳白色。光もふわっと受け止める。触れると「さらっ…ほわっ…」と柔らかい質感でやさしい雰囲気。
シュウマイ、おつまみ、フルーツ。パン、串団子も有り。何をのせても良いんです。「隅切」がしっくりと受け止めてくれます。
表面に見える黒い点は「鉄粉」と呼ばれるもの。
粘土や釉薬に含まれている鉄分が、窯の中で焼かれることで酸化して、ぽつぽつと表面に。どこに、どのように現れるかは焼き上がってみるまで分からない、可愛いツブツブ。
一枚一枚、鉄粉の出方もそれぞれ。ぽつっと少ないものもあれば、少し個性豊かなものもあったり。よく見るとちょっとずつ違う。自然の風合い、土本来の表情。量産品ではできない、均一でないところ。楽しんでもらえたらうれしいです。
平成9年の創業以来、信頼できる国内のつくり手と協働し、生活の為の道具を生み出している東屋。この国の暮らしの歴史の中で生み出され、永く愛用されてきた、数々の道具。いつも静かにそこにあり、確かに役に立つ。そういうたくさんの「もの」と心地よく調和し、豊かな時を過ごすことができるように、「もの」と、「もの」を作り出す仕組みの創造を目指しています。
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