苦節3年、電子レンジも食洗器もOKで和洋中問わず使える「選ばない器」がとうとう完成し、オンラインストアでの販売を開始いたしました！

見た目の繊細さやきれいさとは裏腹に、業務用のような耐久性があり食器棚に重ねて収納もできます。それでいて厚ぼったくはなく、リムの裏側とテーブルの間に指1本が入る隙間を空けたので持ちやすさもあります。ナイフやフォークを使うお食事ももちろん大丈夫です。8cmの小皿から、メインにも取り皿にもなる21cmまでの4サイズをご用意しました。

「選ばない器」は鍋島焼の窯元である鍋島虎仙窯に作っていただいています。縁の部分のレリーフはシャクナゲのお花です。佐賀県伊万里市・大川内山にある鍋島虎仙窯の窯元を訪れたのがちょうどシャクナゲが咲くころでした。町を流れる川にシャクナゲのお花を添えたような、穏やかでやさしい印象がわざわざ代表の平田の心に残っていて、器に込めました。

電子レンジで冷凍食品をササっと温めて、そのまま食卓へ。食べ終わったら食洗器に洗ってもらう。毎日忙しいし疲れているから食事はとにかく手早く楽にしたい。そんな思いで生活していると、いつの間にか使っている器が実用性の高いものに偏ってしまって、それはそれでいいけれど何かが物足りない。

街中でデザインが素敵な器や窯元で丁寧に作られた美しい器を見かけるたび、ああこういうお皿を使いたいなと思っても、電子レンジNG食洗器NGだったりして買うのをためらってしまう……。

そんな方にこそ使っていただきたい器です。気軽に使えるのに、食卓を、気持ちを彩ってくれる「選ばない器」。どうぞよろしくお願いいたします！

佐賀県伊万里市・大川内山。江戸時代から300年にわたり、高度な磁器技術を受け継いできた鍋島虎仙窯とわざわざが出会って、「選ばない器」は生まれました。

毎日の食卓で、気負わず、何にでも使える。そんな器があったらいいなという思いから始まったこの器は、和食にも洋食にも合うデザインで、朝ごはんから晩ごはん、時にはおやつや取り皿にもぴったり。まさにシーンを “選ばない” うつわです。

約2年前、わざわざに初めて入荷してきた鍋島虎仙窯の器のひとつがこちらです。「ああ！この器、見たことある！」と思ったあなた、覚えていてくださってありがとうございます。

青緑色の青磁釉がとにかく美しいです。希少な天然青磁から作られる青磁の釉薬は、その素材自体が贅沢なもの。かつては限られた人しか使うことを許されなかった鍋島焼の文化を感じさせてくれる器です。