こんばんは。本日はわたし達のお店「パンと日用品の店わざわざ」について改めてご紹介させていただきます!キナリノモールで初めて知ったという方も多いはず。これを機にお気に入りストアに追加してくれたら、とても嬉しいです。
2009年に長野県東御市の山の上でオープン。
わざわざは、2009年に長野県東御市御牧原(とうみしみまきはら)の山の上に、弊社代表の平田が一人で開業しました。一人でパンを焼きながら日用品を仕入れ販売するというとても小さな小さな店からスタートしています。段々とメンバーが増え、2017年に株式会社わざわざを設立し現在は20名ほど働いています。
冬は寒さが厳しい土地ですが、雪の降る日は年に数回。
自分たちが心からよいと思うもの
コンセプトは食と生活それぞれの面から、自分たちが心からよいと思うものを販売しているそんな店を心がけています。
わざわざで販売している日用品や食品などは、全て自分たちで日々使っているものばかりです。耐久性に優れ、シンプルな飽きのこないデザイン、一緒に暮らしていく中で生活に違和感なく溶け込んでいくような日常の品々。また、食品は地元のもの、国内、海外のもの問わず、無農薬であったり、素材が吟味され、きちんと作られたものを集めて販売しています。
所狭しと並んだ食料品コーナー。全て試食したものを販売しています。
パンは食事パンのみ。
パンは毎日食べても飽きのこないものをということで、パンとお菓子は薪窯とガス窯で焼いています。自家製酵母や国産の粉や油を用いて、できるだけ体に優しい食を目指して、作っています。パンは2種類。食パンとカンパーニュしかありません。私はパンは食事パンしか殆ど食べません。自分が心から美味しい、毎日食べたいと思う、「究極の普通のパン」を焼きたいと思っています。飽きのこない、毎日食べたい、体を作るパン、焼いてます。
唯一無二の薪窯。
一番早出のパン職人は朝5時に出勤し、薪をくべて窯に火を入れる仕事から始まります。
2011年の東日本大震災をきっかけにエネルギーの問題を深く考え、単一のエネルギーに頼らない製造をしたいと思い立ち、もっとも原始的な薪窯を作ることにしました。薪窯はできるだけ燃焼効率のよいものと、ロケットストーブを組み込んだ薪窯を設計し、地元の職人に製作をお願いし、おそらく世界初であろうロケットストーブ式薪窯を作りました。薪窯ではカンパーニュとお菓子類を焼いています。
窯入れを待つカンパーニュの生地。毎日24ホールほど焼いています。
窯が温まるまで2時間。ようやく温まった窯にふくふくのカンパーニュが一つずつ入っていきます。
店の中はまるで忍者屋敷のよう。
大工さんに基礎工事を頼んで店主がハーフビルドして作った店を、商品やお客様が増えるたびに自分たちでDIYで改築していきました。扉を取って階段を作ったり、屋根裏部屋を改装したり、テラスを作ったりと繰り返したDIYで、図らずも店内はまるで忍者屋敷のような作りになってしまいました。
一つ一つの陳列台もほとんどが廃材を利用して作っています。なんどもなんどもリサイクル。
でも、それがまたいいんです。頭がぶつかってしまう天井裏など、狭い店内をウロウロと歩きながら商品を探す楽しみがあって、お客様がゆっくり買い物を楽しんでくれています。
2019年に姉妹店「問tou」がオープン。
新潟のツバメコーヒー、上田市のバリューブックスの協力を得てできた問tou
狭い店内をどうにか解消して、お客様に買い物しやすい環境をと土地を探し続け、東御市に相談に通っているうちに、市内の公共施設の運営を委託されることになりました。あれよあれよと話は進み、東御市の芸術村公園の敷地内にわざわざとは全く違うコンセプトの問tou(とう)をオープンすることになったのです。
新潟のツバメコーヒーに、問touオリジナルブレンドを毎週ローストしてもらっている。
オンラインストアの衣料品は全て問touでご覧いただけます。
わたし達は4つのお店を運営しています。
わたし達はオンラインストアも一つのお店と考えています。現在は実店舗として「わざわざ」と「問tou」の2つ。オンラインストアとして「自社オンラインストア」と「キナリノモール」に出店しています。オンラインのお客様がいつか実店舗に行ってみたいと憧れをもっていただけるような店づくり。買い物がしやすく様々な情報がわかりやくまとめられた読んでも楽しいオンラインストア。
インターネットとリアルを行き来しながら、お客様とコミュニケーションを図る場所作りがわたし達の仕事です。これからもわざわざをご愛顧いただけると幸いです。
キナリノでお買い物するなら。今週の再入荷商品。
ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る