じめじめが続く梅雨の時期を経ながら、これから夏本番へ。日に日に増す厳しい暑さに身体も順応していけるよう、日々の食事にも気を配りたいものです。
今回は、いつものメニューに加えるだけで、夏バテ予防として効果がある調味料や食材をご紹介します。
気軽に美味しく取り入れて、身体の調子を整えていきましょう。
疲れた体を癒してくれる「紀州の、うめ酢」
フードスタイリストの飯島奈美さんが考案された「紀州の、うめ酢」。少し体が疲れた、食欲がない・・・、そんな時に梅を摂ると、クエン酸を始めとする栄養成分が効果を発揮し、疲れた体を癒してくれます。
酸っぱいイメージがある「梅酢」ですが、料理をつくる過程で加熱すると、酸味が和らぎ、料理にグッと深みを与えてくれるんです。
料理レシピ「難のがれレシピ」では、「あとひくうめ酢から揚げ」「ちらし寿司」など、簡単に作れる料理39品が紹介されているので、気軽に梅酢を使った料理が楽しめます。
リンゴジュースやワインに合わせて。「飲みもののための、スパイス」
同じく飯島奈美さんがプロデュースされた「飲みもののための、スパイス」も、この時期におすすめのスパイス。
りんごジュースやワインと一緒に煮出して作るスパイス入りの特製ドリンクは、血行を良くしたり、食欲増進の効果があります。
フルーティーな風味に、スパイスが加わった爽やかな味わいは、暑い夏にぴったりのドリンクです。
香りと辛味が美味しさを引き立てる「紀州の、ぶどう山椒」
土用の丑の日にも活躍してくれる「紀州の、ぶどう山椒」。
消化を助けたり代謝を上げる働きのある山椒も、この時期ぜひ取り入れたい食材。
牛すじ煮込みや、鶏骨つき肉の煮込みなどに加えると、爽やかな香りとしびれる辛味が味を引き立てます。
無農薬、無漂白。夏バテ予防に効く、からだ思いの梅干し
和歌山県で、無農薬・無化学肥料で栽培した梅の実を原料に作られる、龍神自然食品センターの梅干しや梅醤。
梅干の製造過程で使われがちな漂白剤や甘味料の使用をあえてせず、体にやさしい梅干しづくりを行っています。
手間暇かけて作られた梅干しは、クエン酸が豊富。疲労回復や、新陳代謝を活発にする働きを助けてくれます。
不自然な甘さがなく、昔ながらの美味しい梅干しは、本当に体に良いものを食べているという安心感もあります。
夏バテに効果のある食材を取ると、食欲を取り戻したり、気だるさが和らいだり。日々、口に入れているものが、身体を支えてくれていることを実感します。
毎日の食事で身体を整え、これから来る暑い夏を乗り切っていきましょう。
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