家具作りから生まれた、飛騨高山「キナリ木工所」のブックトート。

家具職人の夫と椅子張り職人の妻が、‘椅子張り技法’をもとにして、オリジナルの技法でつくっています。

「国産のナラの木」×「コーデュラナイロン/ウルトラスウェード」の組み合わせで出来たトートバッグは、本を入れても自立する優れもの。底部分は家具にも使われる木材を使用していますが、重くならないように削り込み、全体でノート３冊分の軽さに仕上がっています。

本体は、ナイロンの７倍の強度をもつ「コーデュラナイロン」を二重使い。撥水加工なので、急な雨でも安心です。持ち手とフラップには東レの「 ultrasuede（ウルトラスウェード）」 を採用しています。

テントのような発想で、復元力のある素材の内部フレームを６本配置し、軽くて倒れにくい構造に。本やノートパソコン、タブレットを立てて入れられます。

生地部分は撥水＆高耐久の「コーデュラナイロン※1」を二重使用。持ち手には手触り抜群の 「ultrasuede（ウルトラスウェード）※2」を採用。底部分は、硬く丈夫なナラの木を使っています。

※1：アメリカのインビスタ社が製造販売している素材。

強度と撥水性に優れ、アウトドア製品にも良く使われています。

※2：東レの耐久性に優れた生地。手触りが良く、家具や椅子張りに使われています。

椅子張り技法をベースにした、独自の木と布の組み合わせ技術でつくられています。

丈夫な「ナラの木」を使っていますが、美しく削り込み、木の部分は約100gに。全体でもわずかノート３冊分の軽さ。長年培ったノウハウで実現しました。

‘家具づくりのまち’飛騨高山で、2011年に「キナリ木工所」として活動開始。

オリジナル、オーダー家具の設計製造と並行して、木と布の生活道具を制作。

夫が木工、妻が縫製と椅子張り職人として、これまでにない「木と布」を組み合わせた道具を一点一点丁寧につくっています。