料理の時間が、もっと好きになる三徳包丁 ー 研ぎ師がつくる、越前打刃物の新しいかたち
「いい包丁が欲しいけれど、どれを選べばいいかわからない」
「お手入れが難しそう」
「デザインも、切れ味も、どちらも妥協したくない」
そんな想いに応える一本が、越前打刃物産業が盛んな福井県の工房で完成しました。
癶(HATSU)の三徳包丁は、使う人にそっと寄り添う包丁。伝統的な職人技による切れ味と、現代の暮らしに馴染むミニマルなデザインで、お手入れをしながら長い間使い続ける調理場の相棒に。
・研ぎ師が手掛ける、確かな切れ味と軽さ
・和包丁と洋包丁の良さを掛け合わせた、新しいハンドルの形
・越前打刃物特有の軽さ
・どんなキッチンにも馴染む、シンプルで美しいデザイン
・錆びずらい素材
癶(HATSU)の三徳包丁は、ハンドルの「かたち」「木材」「仕上げ」にそれぞれ異なる個性を持たせた3つのモデルをご用意しています。
刃は食材を選ばずマルチに使用可能な「両刃」、つまり洋包丁特有の形状を、そして柄は和包丁の形状を採用。和洋それぞれの良さを兼ね備えた和三徳包丁です。
ご自身の感覚に合う、特別な一本をお選びください。
〈汀三徳|Migiwa Santoku〉約120g
癶(HATSU)のデザインを最も体現するモデル。水に強く、古くから刀の鞘にも使われてきた「ホオ(朴)の木」を、なめらかに磨き上げました。さらりとした優しい手触りと、ミニマルな造形美が際立ちます。新しい使い心地とデザイン性を求める方に。
開発の過程で戸谷さんが私たちに教えてくれた「和包丁は手が合わせる。洋包丁は手に合わせる。」という言葉があります。 今回のラインナップの中でも特に「汀(みぎわ)」は、まさにその両方の特性を持ち合わせたタイプに仕上がりました。
※画像のモデルはあくまで参考イメージです。実際の商品は質感、色味が多少異なります。 特に「汀(みぎわ)」は、ホウの質感がやや明るい木の印象になります。
〈八角三徳|Hakkaku Santoku〉約120g
古くから和包丁に用いられてきた、プロ仕様の八角形ハンドル。魔除けの木として珍重されてきたエンジュ材に、何度も漆を擦り込む「拭き漆」を施しました。しっとりと手に吸い付くような握り心地と、深い艶が魅力です。本格的な道具を好む方に。
誰の手にでも優しく馴染む、シンプルな丸ハンドル。木目が力強く美しい国産のケヤキ材を丁寧に磨き上げました。親しみやすいかたちの中にも、確かな素材の良さを感じることができます。初めての本格的な一本としても、贈りものとしても安心してお選びいただけます。
和包丁と洋包丁の良さを兼ね備えた、毎日の生活に寄り添う基本の包丁
多くの工程と長い時間をかけて完成する越前打刃物。その工程の中で、Sharpening four・伝統工芸士の戸谷さんは主に刃物の研ぎ仕上げや研ぎ直しを行う「研ぎ師」として刃物を作り続けています。
癶(HATSU)の刃には、福井県武生で開発された特殊なステンレス鋼「VG5」を使用しています。
切れ味が長持ちし、錆にも強いため、日々のお手入れも簡単。ステンレスならではの扱いやすさと、鋼のような鋭い切れ味を両立した、家庭で使うには最適な素材です。
700年の歴史を持つ伝統的工芸品「越前打刃物」。
癶(HATSU)は、その伝統的な製法を受け継ぎながら、刃物の最終的な切れ味を決定づける「研ぎ(刃付け)」の工程を、作り手自らが行っています。
「研ぎ師」としての豊富な経験と鋭い感覚があるからこそ実現できる、食材にすっと吸い込まれるような唯一無二の切れ味をお確かめください。
ご使用後は、食器用洗剤で洗い、乾いた布で水気をしっかりと拭き取ってください。食洗機のご使用はお控えください。切れ味が落ちてきたと感じたら、研ぎ直しも承ります。(※別途お問い合わせください)
永く、大切に使うことで、この包丁はあなたの手の一部のような存在になっていきます。
研ぎ師とデザイナーが考える越前打刃物のニュースタンダード
癶(HATSU)を作ったのは、Sharpening four・伝統工芸士の戸谷さん。多くの工程と長い時間をかけて完成する越前打刃物ですが、戸谷さんは主に刃物の研ぎ仕上げや研ぎ直しを行う「研ぎ師」として刃物を作り続けています。
鍛治屋にとっての「縁の下の力持ち」とも言える研ぎ師が自らブランドを持つことはこれまであまり無く、研ぎ師の戸谷さんがブランドを持つということ自体が、新しく大きな試みともいえます。
越前打刃物の産地を、そして職人や伝統工芸士の在り方を未来に向かって開いていくための挑戦として、「HATSU」はスタートしました。
「HATSU」がモチーフに掲げる癶、つまり「はつがしら」という部首には、「何かをスタートさせる時に両足をそろえて立つ」といった意味が込められています。
ユーザーがこの包丁を手に取った瞬間から「料理」という物語がはじまる。そして、越前打刃物という伝統工芸をより広く知ってもらうための新たな挑戦がここからはじまる。
さまざまな「はじまり」への想いを込めた癶を冠に、まず今回は基本となる三徳包丁を展開し、普段の料理の時間にさりげなく溶け込む「越前打刃物のニュースタンダード」となることを目指しています。
はじまりへの想いを込めた癶の三徳包丁は、何かがスタートするタイミングに贈りたくなるアイテムでもあります。
こちらは、F-TRAD MADE 新開発商品です。
福井県内の伝統工芸の職人と福井県外を拠点とするデザイナーの協働により誕生した、産地の歴史と技術、そして「これからの伝統工芸のあり方」を感じさせる新しい商品のラインナップが「F-TRAD MADE」です。
この商品を開発した職人とデザイナーをご紹介します。
写真左から
<CRAFTSMAN>
Sharpening four|戸谷 祐次
Sharpening four 代表。タケフナイフビレッジ協同組合 理事。越前打刃物伝統工芸士。研ぎ師。 1976年 福井県越前市生まれ。2005年に家業の研ぎ師に転身。主に両刃包丁、各種刃物の研ぎ仕上げ、研ぎ直しなどを担う。 2015年からはフランスパリで研ぎ実演と講習を行い、シフォンケーキ型抜き用ナイフを共同開発、各方面で紹介される。 2018年、伝統工芸士となり、2020年4月、祖父、父の跡を継ぎ、新社名「Sharpening four」をスタートさせる。
<DESIGNER>
KAIRI EGUCHI STUDIO|江口海里
デザインオフィス KAIRI EGUCHI STUDIO 代表。
インダストリアルデザイナー / プロダクトデザイナー / ディレクター。
日本インダストリアルデザイン協会JIDA 2022~2023関西ブロック長。 1980.10.8 大阪府大阪狭山市生まれ。2001年よりデザイナーとしてのキャリアをスタートし、2008年に独立。2021年法人化し現在に至る。 工業製品のデザインを中心とし、それに付帯するブランディング、ロゴパッケージ、ブランドカタログなどを一貫して行う。 グッドデザイン賞、iFデザイン賞(ドイツ)、A’デザインアワード(イタリア)など受賞。
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大切な贈り物には、特別なラッピングを。
SAVA!STOREオリジナルラッピングセットを3種類ご用意いたしました。
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- カテゴリ
- 生活雑貨 > キッチン用品・調理器具 > 包丁・ナイフ
- ブランド
- Sharpening four
- タグ
- 新生活 | 母の日 | 誕生日プレゼント | 新築祝い・引っ越し祝い
- サイズ
- W310×D21×H51mm
刃渡り165mm
- 重量
- 丸三徳:137g
八角三徳:121g
汀三徳:119g
- 素材
- 〈丸三徳〉
刃:VG5、ハンドル:ケヤキ(バフ仕上げ)
〈八角三徳〉
刃:VG5、ハンドル:エンジュ(拭き漆仕上げ)
〈汀三徳〉
刃:VG5、ハンドル:ホウ(バフ仕上げ)
- 使用上の注意
- ・冷凍したもの、骨付き魚や肉には使用しないでください。 切る途中で包丁をねじったりしないでください。刃が欠ける恐れがあります。
・包丁を火で加熱しないでください。 電子レンジ、オーブン等の使用はおやめください。
・まな板や材料が安定した状態で包丁を使用してください。 また油や洗剤などで手が滑る状態で使用しないでください。手を切る恐れがあります。
・八角柄は漆を使用している為、かぶれる恐れがあります。 かぶれた場合はご使用をお控えいただき、皮膚科医にご相談ください。
・長時間の浸水はおやめください。 木地と塗膜の間やちょっとした塗膜のヒビに水が入るとそこから剥離します。濡れた手で握るなど普通の調理のシーンにありうる程度の水分でしたら大丈夫ですが、水を張った桶に長時間浸けておくなどの行為はおやめください。
・使用後は乾いた布で水気をふき取ってください。
・食洗機・乾燥機はお使いいただけません。 柔らかいスポンジに中性洗剤をつけて洗ってください。 スポンジの荒い面やタワシでこするとキズが入ります。
ハンドル:ホオ(朴)/ バフ仕上げ