冷たい飲み物や食べ物が恋しくなる夏。普段と変わらない食事でも、使う道具や器が変わると季節をより楽しめます。今回は、暑い時季の食卓に涼を添えてくれるアイテムをご紹介します。
新潟県の職人によりひとつひとつ丁寧に編まれた、松野屋の丸盆ざる。夏は茹でたそうめんやうどん、蕎麦を丸盆ざるに湯上げして冷水で締め、水切りをしてそのまま食卓へ。まるでお店のざるうどん、ざる蕎麦のようで見た目にも涼やかです。
わざわざでは、直径約21cmの7寸から直径約36cm尺2寸まで6サイズを取り扱っていて、現在一番小さい7寸と大きい尺1寸・尺2寸のご用意がございます。
収穫した野菜や果物の保管に、おにぎりやお菓子の盛り付けに、洗った食器の水切りかごにと、様々なシーンで活躍してくれる丸盆ざる。ぜひ自分好みの使い方を見つけてみてくださいね。
「TU206」は、デンマーク出身のガラス/陶器デザイナーであるトーラ・ウルップさんによるデザインのグラスシリーズです。丸みを帯びた形、薄いつくりのボウルは、食卓の真ん中にひとつ置くだけで上品さをもたらします。
薄手で繊細な分、盛り付けた料理がより一層際立つような気がします。写真のようにピクルスなどの前菜を盛り付けるも良し、デザートボウルのようにするも良しですね。さて、どんなふうに使いましょう?
サラダやパスタなどを盛り付けるお皿をガラスにすると、一気に食卓が涼やかになります。「ヒップ カクテルプレート」は深さのあるプレートで、リム=縁があることで持ちやすいほか、どんな料理を盛り付けても余白があることで上品に見せてくれます。
とにかく余白がいい仕事をしてくれるので、盛り付けに自信のない方も扱いやすいはずです。おもてなしの場面はもちろん、毎日のお食事でも引っ張りだこになるプレートです。
庭先に咲く可愛い花を摘んできてさっと生ける。さりげない事ですが、日々の生活に花があると季節感が増します。夏の草花は色がはっきりしていて、見ているだけでなんだか元気になったり、爽やかな気分になったりしますよね。一輪挿しに好きな花を生けて、食卓に彩りを加えてみませんか。
ガラス工房 橙(だいだい)が作る、「くるみガラス 一輪挿し」
この一輪挿しは、光にかざすとどこか懐かしい淡い緑色をしています。これは工房のある、長野県東御市特産のくるみの殻を燃やした灰をガラスの原料と混ぜたときの色の出方で、くるみガラスならではの特徴です。手作りの吹きガラスのため、ひとつひとつが微妙に違います。一見すると同じようですが、二つとして同じものがない尊さは、草花と似ています。どんな風合いの一輪挿しが届くか楽しみにしていてくださいね。
今年も暑さの厳しい夏がやってきます。目に入るものが涼やかだと、食卓の雰囲気がガラリと変わります。夏を楽しむアイテムを取り入れて、季節感を演出してみませんか。
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ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る