こんにちは、フードオーケストラです。
夏の疲れが残るときや、季節の変わり目で体が重いなと感じるとき。そんな時に「食べること」そのものが、自分をいたわる時間になればいいなと思うことがあります。
今回ご紹介するのは、沖縄・那覇の「松尾芭商(まつおばしょう)」から届いた新しいスープの素。薬膳の考えをベースにしながらも、日常に気軽に取り入れられるよう工夫された「セルフケアする薬膳スパイススープ」です。
ブレンドに込められた想い
レシピを手がけたのは、松尾芭商店主の大湾絵梨子さん(通称:湾ちゃん)。薬膳スパイスアドバイザーとしての知識と、自身の体験を重ね合わせながら完成させました。
スターアニスやシナモンの香りを中心に、消化や整腸を意識したスパイスを組み合わせたブレンドは、ひと口含むと体がすっとほどけていくよう。忙しい日々の中でも、自分のためのひと椀をそっと支えてくれます。
煮込むだけで本格的な一杯に
作り方はシンプルです。鍋にたっぷりの水とスパイスパックを入れ、お好きな食材を加えて火にかけるだけ。鶏肉や水餃子を入れれば食べごたえのある主役に。干し椎茸や昆布と野菜だけでも深い旨みが出て、だし醤油や塩で整えれば立派なスープになります。
ナンプラーを加えるとアジアの屋台を思わせる風味に変わるのも楽しいところ。時間が経つほどにスパイスの香りがなじみ、翌日はさらに味わいが深まります。
「美味しいものと時々おしゃべり」
「松尾芭商」は、野菜や惣菜、パンやスイーツまで並ぶ食のセレクトショップ。地元の方から“ニュー ローカル コンビニエンスストア”として親しまれています。
フードオーケストラの店でも毎年一緒に沖縄フェアを企画している、心強い仲間でもある湾ちゃん。今回のスープも、彼女らしい「おいしい時間を通じて、暮らしを楽しくする工夫」がぎゅっと詰まったひと品です。
ストア紹介
フードオーケストラ
「毎日のおいしいを奏でる」
家族のことや大切な人のこと、自分自身の体に思いを巡らせ、なるべくシンプルな材料でできたもので、作るひと・売るひと・使うひとそれぞれが無理なく続けられる食品をセレクトしてご紹介...もっと見る