パンと日用品の店 わざわざ
どう見ても作りのいいコーヒースプーンが、とにかく気になって手に取った。
椿井木工舎の二宮さんと出会ったのは、2019年の動かなくても汗が吹き出すような暑い夏の日だった。りんねしゃの飯尾さんが主催する東別院てづくり朝市に視察に伺った時だ。マルシェや朝市に行くのは久々で、当時すでに5年も続いているということ、約200店舗が出店し1日の売上高が1000万円を超える巨大なマーケットになっていることなど、興味津々で伺ったのだった。
園内を2周して気になったところで買い物しながらリサーチをする。職業病でものづくりをしている人への興味が尽きない。特に気になったのが二宮さんの木工作品で、どこからどうみても作りのいいコーヒーメジャースプーンが、兎に角、気になって手に取った。磨きが素晴らしくいい意味で手作り感がない。
2021/05/01