シンプルな料理ほど、塩ひとつで味が決まる、と感じることがあります。特に炊き立てのごはんや、旬の野菜の甘みを引き出したいとき、しょっぱいだけではない、丸みのある旨味を持った塩が欲しくなります。
福井市の越前海岸で塩づくりを行う、志野屋製塩所の「百笑の塩」。越前海岸の美しい海水から作られたお塩です。自然の恵みを存分に受けた塩は、天然ならではの素朴な旨みが際立ちます。
種類は粒が細かいスタンダードな塩と粒が大きくサクサクした結晶塩の2タイプ。どちらも違った魅力があります。
釜炊きのプロセスで主に収穫される、しっとり・まろやかで万能な「百笑の塩」。どんなときもサッと使える、粒が細かいスタンダードなお塩です。
角の取れた丸みのある塩味で、しょっぱさの奥に豊かな旨味とほのかな甘みを感じるのが特徴 。
旬の食材の味をさらに引き立たせてくれます。おむすびをはじめ、炒め物やお漬物、炊きものなどの料理と相性が良く、オイルとの相性も抜群で、シンプルなサラダの仕上げにもぴったりです。
サクサクとした食感を楽しむ「結晶塩」。結晶塩は、釜炊きの最終段階でとれる濃い塩水を、一晩かけてゆっくりと結晶化することでできあがります。
粒が大きくサクサクとした食感が特徴です。ステーキや野菜のグリル、揚げ物や天ふぷらなど、さまざまな料理をいっそう美味しく仕上げてくれます。
代表の志野さんは、塩作りを始めるにあたり、越前海岸沿岸の海水を自らの舌で確かめて回ったといいます。そして、数ある候補の中から「一番おいしかった」と感じた場所の海水を選びました 。
山が海に迫る越前の地形は、森の土壌を通ったミネラル豊富な水が海底から湧き出し、海水と混じり合います。百姓の塩の原料です。
汲み上げた海水を手作りの竈(かまど)で3~4日間、火を絶やさず炊き上げます。その間、雑味のもとになる灰汁(あく)を丁寧にすくい取り続ける根気のいる作業を経て百ションの潮が完成します。
千葉県から福井・越前海岸の美しさに魅了され、2017年に移住してきた志野佑介さん・エリさん夫妻が営む製塩所です 。農業大学での学びやアフリカでの経験を経て、「生きる力」を体現するように、2019年に廃工場を自らの手で改修し、竈を築き上げるところから塩作りをスタートしました。
屋号であり塩の名前でもある「百笑(ひゃくしょう)」には、志野さんの哲学が詰まっており、100の仕事ができる「百姓」という存在への憧れと、「いつでも笑っていることはできる」という「100の笑顔」。その言葉通り、ご夫妻は塩作りのみならず、米作り(百笑の米)や養鶏、野菜作り(エリ畑の野菜)も手がけ、自然の循環に寄り添う暮らしを実践されています。
製塩所に併設されたお店「しの屋」は、そんなお二人の暮らしと哲学に触れられる場所。「ヒト・モノ・コト」を繋ぐ拠点として、塩作り体験のワークショップも開催しています。「百笑の塩」は、越前海岸の自然と、お二人の笑顔あふれる日々の営みから生まれた、暮らしの結晶そのものといえそうです。
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