大阪・玉造で料理を届ける「世界の家庭料理 キッチンセボイヤ」で人気の、万能（マンヌン）キムチソースが、新たなパッケージになって入荷しました。
基本のベースに、季節ごとに果物や野菜を加えて仕上げられるため、同じ内容のものが常に並ぶ商品ではありません。
11～2月は完熟柿、4～5月はりんごとかぶ、夏には「パイナップルと泉州プレミアム玉ねぎ」や「ゴールデンキウイ」を使ったキムチソースが登場します。

浅漬けにしたお好みの野菜を洗って水気をしっかり切り、ソースと和えるだけで準備が整います。
トマトやレタスにはサラダドレッシングのようにかけるだけで一品に。
茹でた枝豆に絡めたり、キムチチゲの味付けとして加えるなど、幅広く使える便利なソースです。

レシピも後半にまとめていますので、季節の野菜と合わせて、さまざまな食べ方をお試しください。

「どのように作られた食材か、自分たちがきちんと把握したものを使いたい」
その考えのもと、栽培期間中の管理が明確な農家さんと契約し、なるべく野菜の背景がわかるものを使って料理を提供されています。

キムチソースも、思い描く味を目指して研究を重ねながら、添加物を使わずに仕上げているそう。
四季折々の果物を組み合わせることで、それぞれの季節ならではの味わいが生まれています。

韓国でも、家庭で毎日キムチを漬ける方は実は多くないそうです。
「家でも作ってみたい」というお客様の声をきっかけに、本場の文化 “キムジャン”（家族で一度に大量のキムチを作る行事）をヒントにして、家庭で楽しめるキムチソースが誕生しました。

今回入荷しているのは、完熟柿を加えた冬のバージョン。
柿の自然な甘みを生かしてきび糖を少し控えめにし、旨味が増すよう仕上げられています。

浅漬け野菜と合わせれば、驚くほど簡単にキムチが完成します。
その日にすぐ食べても、数日から数ヶ月置いて味の変化を楽しんでもOK。
しっかり発酵したものは酸味が出て、炒め物や鍋料理にもよく合います。

●浅漬けにした野菜を洗い、しっかり水気を切ってからソースと和えるだけで完成。
●トマトやレタスには、かけるだけで一品に。
●枝豆に和える、鍋物にちょい足しするなどアレンジも自在です。

白菜／大根／きゅうり／トマト／大根葉／ニラ／ねぎ／らっきょ／レタス／カブ／小松菜／にんじん／セロリ など

（１）浅漬けの準備
塩と砂糖を1:1の割合で野菜に振りかけてしばし放置（白菜1/4の量で大さじ1/2ずつを目安に）。一度かき混ぜ、また放置。

水分が抜けて白菜の芯の部分など硬い部分が柔らかくなればOK。水で洗い流す。
洗い流した後の浅漬けが塩辛い場合は少し水に浸して塩分を抜いておく。ザルにあげて、”しぼらずに”20〜30分、水分を切る。（ぎゅっと絞ったりしない）

（２）ソースの分量（目安）
・白菜1/2玉…約1袋
・きゅうり…大さじ1
・トマト中3つ…大さじ1

（３）漬ける期間
当日〜半年まで、漬ける時間によって風味が変わります。

（４）保存の注意
保存瓶は消毒すると良い。
発酵で膨張するため、最初の2〜3日は蓋をせずラップ＋輪ゴムで。
もしくは頻繁に蓋を開けて空気を逃がしてください。
酸味が増すのは乳酸菌が育っている証です。味の変化をぜひお楽しみください。

【準備するもの】
・葉野菜…適量
・万能キムチソース…適量
・ごま油、ごま…適量

【作り方】
洗った葉野菜を手でちぎり、すべての材料を混ぜ合わせるだけで完成です。

【準備するもの】
・枝豆（サンド豆／スナップえんどうでも代用可）…1袋
・万能キムチソース…大さじ3
・ごま油、ごま…適量

【作り方】
1.枝豆を塩を加えた沸騰湯で茹でる。

2.水気をしっかり切り、キムチソースと和える。

3.最後にごま油とごまをかけて仕上げます。

※枝豆をもやしに変えて、1分ほど茹でたものに同じ分量（キムチソース大さじ3、ごま油・ごま適量）を合わせると「ピリ辛もやしナムル」になります。

キッチンセボイヤのイアンさん（韓国ご出身）とさゆりさんご夫妻はロンドンに留学中にアルバイトをしていたレストランで出逢われました。そのレストランでは、様々な国から来た人たちが働いていて全員仲が良く、ファミリーのような仲間達だったんだそう。

それぞれのシェフが毎日日替りで各国の料理を振る舞うお店で、バラエティに飛んだ料理を共に作り、学べたことはそれはそれは楽しい時間だったようで、懐かしい“あの頃”を思い出しながら聞かせてくださいました。

自分たちも、お母さんが作るような無償の愛を込めた料理を提供できる場所を作りたい。そんな思いから、世界の家庭料理を味わえるお店を2018年にオープンされました。

食品を選ぶ中で伝えていきたいのは、
私たちの体をつくる、正直に大切に育まれた食品とそれを支える人々のこと。

■安全で、体によいもの
食は私たちの体を作るもの。子供たちに安心して食べてもらえる食品えらびを心がけます。

■土地と人に通ずるもの
できるだけローカルで、その土地の風土に無理のない食材であること。端っこまで大切にいただきたくなるような、伝えていきたい作り手のこだわりがあること。

■ごまかさないもの
素材そのものを、ごまかさずに大事に作られたものは、そのまま食べるのが一番おいしい。できるかぎり無添加のものを。

■毎日つづけられるもの
たとえば10年。毎日使い続けられる価格で、飽きのこない味かどうか。作り手と、食べる人々のロングライフな関係を育てて行けるかどうか。

大阪市阿倍野区、路面電車が走る下町にある「フードオーケストラ」。
『毎日のおいしいを奏でる』をテーマに、シンプルで安心できる食品をお届けしています。家族や大切な人、そして自分自身の体を想いながら、正直で信頼できる食品や、暮らしにそっと寄り添う品々を揃えています。

店頭には、クッキーやスコーン、地元で採れた野菜やお豆腐、調味料などが並びます。月に一度は、美味しい仲間によるお弁当やベーグル、パンも登場し、食卓にわくわくを届けています。