テレビで「十割そばの乾麺のクオリティが高い」と話題になっていたのはご存知でしょうか？そのテレビをたまたま見ていたのが、フードオーケストラオリジナル商品のレシピ開発でもお馴染みの、料理家の黒瀬みよさん。

「気になって色々食べ比べてみたけれど、長野県にある山本食品株式会社さんが製造している十割そばが美味しくて！」と教えてくれました。実際に試食してみると、確かに美味しいのです！

こちらの十割そばは、小麦粉や食塩をまったく使用せずに、北海道産そば粉100％（もちろん無添加）で作られています。

十割そばって、ポロポロしていたりする？と思われる方もいるかもしれませんが、それが全くなく、細麺でつるっと食べやすく口の中にそばの風味がしっかり広がる美味しさです。

お電話でお話を伺ったところ、とても丁寧にお話を聞かせてくださいました。

手打ちのお蕎麦屋さんでも、グルテンを含まないそば粉のみを使った十割そばを作るのは難しいことのようですが、山本食品では独自の製粉機を生み出せたことで、そば粉100%でも繋がりやすい状態に製粉することができるようになったそうです。

その製粉機のおかげで余計な添加物などを使わずに美味しい仕上がりで製造でき、十割そばや八割そばが主力製品となっているそうです。

この十割そばは、そば殻も含めた挽きぐるみのそば粉を使用しているため（黒いプツプツがあるのがその印）そばの風味をより感じられます。

湯がいた後のぬめりをとるために、濁った水が綺麗になるまで何度も水でよく洗うことで、おそばが締まり美味しく仕上がります。みよさんは「ここの工程を怠らないことで、より美味しく食べられる」とポイントを教えてくれました。

☆ざるそば
お好みの薬味を添えて、お召し上がりください。

☆かけそば
水切りしたそばを熱湯に通し、温かいつゆをかけ、お好みの具材を添えてお召し上がりください。そばをゆでなおしたり、つゆの中で煮込むと麺が切れることがありますので、お避けください。

☆そば湯
むらし時にお玉などでお取りいただき、コクのあるそば湯をぜひお楽しみください。

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食品を選ぶ中で伝えていきたいのは、
私たちの体をつくる、正直に大切に育まれた食品とそれを支える人々のこと。

■安全で、体によいもの
食は私たちの体を作るもの。子供たちに安心して食べてもらえる食品えらびを心がけます。

■土地と人に通ずるもの
できるだけローカルで、その土地の風土に無理のない食材であること。端っこまで大切にいただきたくなるような、伝えていきたい作り手のこだわりがあること。

■ごまかさないもの
素材そのものを、ごまかさずに大事に作られたものは、そのまま食べるのが一番おいしい。できるかぎり無添加のものを。

■毎日つづけられるもの
たとえば10年。毎日使い続けられる価格で、飽きのこない味かどうか。作り手と、食べる人々のロングライフな関係を育てて行けるかどうか。